特許
J-GLOBAL ID:200903023921169200

CDMA受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288273
公開番号(公開出願番号):特開平9-135193
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 信号対干渉電力比が低い状態においても安定した送信電力制御を可能とする受信装置を提供する。【解決手段】 相関器21はチップ同期回路22から与えられる逆拡散タイミングに応じて量子化受信信号をシンボルレート信号(逆拡散信号)へ変換する。RSSI測定回路26で逆拡散信号に含まれるパイロット信号(ユニークワード)を同相ベクトル加算して希望信号電力を求める。同様に、ISSI測定回路27でパイロット信号と希望信号電力との誤差電力を平均して干渉信号電力を求める。干渉信号電力は係数乗算器31及び32でそれぞれ係数β1及びβ2(β1>β2)を乗算され比較器29に入力される。比較器29では2つの係数乗算器出力と希望信号電力との大小比較に基づいて信号対干渉電力比の判定を行い信号対干渉電力比に応じてチップ同期回路の動作速度を変化させる。
請求項(抜粋):
情報信号を拡散信号で変調してスペクトラム拡散信号として伝送するスペクトラム拡散通信システムに用いられ前記スペクトラム拡散信号を受け該スペクトラム拡散信号を復調して復調信号を得るCDMA受信装置であって、前記スペクトラム拡散信号を逆拡散タイミングに応じて逆拡散して逆拡散信号を得る受信手段と、該逆拡散信号を復調して前記復調信号を得る復調手段と、前記スペクトラム拡散信号に応じて前記逆拡散タイミングを検出して第1のタイミング信号を前記受信手段に与える第1の同期検出手段と、前記逆拡散信号を受けシンボル同期を検出して第2のタイミング信号を出力する第2の同期検出手段と、前記第2のタイミング信号で示されるタイミングで前記逆拡散信号に基づいて希望信号電力を算出する第1の電力計算手段と、前記第2のタイミング信号で示されるタイミングで前記逆拡散信号に基づいて干渉信号電力を算出する第2の電力計算手段と、前記希望信号電力及び前記干渉信号電力に応じて前記第1の同期検出手段の動作速度を制御する動作速度制御手段とを有することを特徴とするCDMA受信装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 C

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