特許
J-GLOBAL ID:200903023924147615

挟込み防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-060232
公開番号(公開出願番号):特開2000-160936
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で低コスト化が図られ、信頼性も高く、異物からの応力を高感度で検出できるとともに、開閉部材が締め切られる直前に生じる挟込みも検出できる挟込み防止装置を提供する。【解決手段】 この挟込み防止装置では、ウエザーストリップ9内に埋め込まれた弾性材料からなるチューブ体11の内部空間13内に光(赤外線)を通し、挟込みによる異物からの応力によりチューブ体11が変形することにより生じる内部空間13内を伝達する光の光量の減少の有無を判定することにより、挟込みを検出するようになっている。チューブ体11の内部空間13内に入射された光は、チューブ体11の内周面11aで反射されつつ、内部空間13内を伝搬するようになっている。また、チューブ体11の内部空間13は、外部と連通しているので、変形した際に内部空間13内の圧力が上昇することなく、チューブ体11が容易に弾性変形するようになっている。
請求項(抜粋):
所定の制御手段が駆動機構を制御して開閉部材を開閉駆動することにより開閉される開口部が、前記開閉部材によって閉鎖される際の挟込みを防止する挟込み防止装置であって、前記開閉部材が開閉される際に互いに近接離反して前記開口部を開閉する前記開閉部材の外周縁部の部分および前記開口部の内周部の部分のうちの少なくともいずれか一方の少なくとも一部に、前記外周縁部および前記内周部に沿って設けられ、外力に対して柔軟に変形および復元する弾性材料によって形成され、その内部空間が外部と連通した状態で前記弾性材料よりも低屈折率の気体で満たされている中空のチューブ体と、前記チューブ体の長手方向一方側から前記内部空間内に向けて第1の光を入射させる第1の発光手段と、前記発光手段によって入射され前記チューブ体の内周面で反射されつつ前記チューブ体の長手方向他方側に伝達された前記第1の光を受光する第1の受光手段と、前記第1の受光手段の受光光量を逐次監視し、異物からの応力によって前記チューブ体が弾性変形することにより生じる前記第1の受光手段の前記受光光量の減少が生じたか否かを判定し、前記受光光量の減少が生じた場合には前記制御手段に前記開閉部材の閉動作の禁止を指示する判定手段と、を備えることを特徴とする挟込み防止装置。
IPC (3件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 ,  G01V 8/10
FI (3件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 C ,  G01V 9/04 Z
Fターム (28件):
2E052AA01 ,  2E052AA09 ,  2E052BA02 ,  2E052BA06 ,  2E052CA06 ,  2E052EA14 ,  2E052EA15 ,  2E052EB01 ,  2E052EC01 ,  2E052GA02 ,  2E052GA06 ,  2E052GB00 ,  2E052GB06 ,  2E052GC06 ,  2E052GD00 ,  2E052GD09 ,  2E052HA01 ,  2E052KA08 ,  2E052KA12 ,  2E052KA13 ,  2E052KA27 ,  3D127AA02 ,  3D127BB01 ,  3D127CB05 ,  3D127CC05 ,  3D127DF04 ,  3D127DF35 ,  3D127FF08

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