特許
J-GLOBAL ID:200903023931242470
巻き付けモジュール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
葛和 清司 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-525203
公開番号(公開出願番号):特表2001-509069
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】本発明は、ほぼコンスタントな通過薄膜圧によって駆動されることができる、クロスフロー-濾過のために使用される巻き付けモジュール及びこの巻き付けモジュールを製造する方法に関する。巻き付けモジュールは、それ内に接続されていて、かつ薄膜ポケット及びスペーサから形成された巻き体を有するケーシングから成っており、この巻き体は、少なくとも2つの半径方向の通路によって貫通されている。濾過液は、滞留物入口から滞留物出口に向かってほぼコンスタントな圧力差を惹起する、あるいは調節可能であるように、濾過される流動体と同じ流れにおいて薄膜平面に対して平行に循環されるようになっている。薄膜平面全体にわたって均一な濾過液流の他に、薄膜上で、例えば滞留物入口の領域で、カバー層によって部分的に塞ぐこと又は被覆することが排除される。巻き付けモジュールは、高い濾過出力及び比較的長い耐用期間の間に必要とされる、例えば逆に洗い流すことによる掃除によって優れている。
請求項(抜粋):
中で接続された巻き体を有しているケーシングから成っており、前記巻き体 は、端面側において開放されている中央のコア管の周りに螺旋状に巻き付けら れている薄膜ポケット及びスペーサから成っており、さらに、滞留物スペーサ が、薄膜ポケットの外面を覆っていて、かつ滞留物通路を形成しており、さら に、濾過液スペーサが、薄膜ポケットの内部に閉じ込められていて、かつ濾過 液通路を形成している形式の、クロスフロー-濾過のために使用される巻き付 けモジュールにおいて、前記巻き体が、少なくとも2つの半径方向の通路によ って貫通されており、これらの通路は、軸線方向で互いに間隔を置かれており 、かつ濾過液通路及びコア管に向かって開放されており、さらに、コア管の、 端面側において開放される両方の端部は戻し案内導管によって接続されており 、かつコア管の、半径方向の通路の間に位置する区分は閉鎖されていることを 特徴とする、前記巻き付けモジュール。
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