特許
J-GLOBAL ID:200903023936886855

スプリングバック量予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-122246
公開番号(公開出願番号):特開2000-312933
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】材料が塑性加工の終了後に弾性回復する量であるスプリングバック量を予測する方法において、スプリングバック量の予測精度を向上させる。【解決手段】引張-圧縮試験により試験片について応力-ひずみ関係の実験値を、除荷開始時における塑性ひずみである与ひずみに関連付けて取得し(S1)、その取得された実験値に基づき、応力-ひずみ関係を線形の材料硬化モデルで近似することにより、スプリングバック量を予測するのに必要な材料特性値を与ひずみに関連付けて取得し(S2)、材料が仮想的に分割された各要素について塑性加工の直後に存在する塑性ひずみである初期ひずみを予測し(S4)、与ひずみに関連付けて取得された材料特性値を用いることにより、予測された初期ひずみに対応する材料特性値を決定し(S5)、その決定された材料特性値に基づいてスプリングバック量を予測する(S6)。
請求項(抜粋):
材料が塑性加工の終了後に弾性回復する量であるスプリングバック量を予測する方法であって、前記材料と材質が実質的に同じ試験片を引張方向と圧縮方向との一方向に負荷して塑性変形させた後に除荷し、さらに、逆方向に負荷して塑性変形させるとともに、その間にその試験片の応力-ひずみ関係について実験値を取得することを、試験片の除荷開始時における塑性ひずみである与ひずみを変化させるごとに繰り返す実験値取得工程と、取得された実験値により表される前記応力-ひずみ関係を線形の材料硬化モデルで近似することにより、前記スプリングバック量を予測するのに必要な材料特性値を前記与ひずみに関連付けて取得する材料特性値取得工程と、前記材料が仮想的に分割された複数の要素の各々について前記塑性加工の直後に存在する塑性ひずみである初期ひずみを予測するとともに、前記与ひずみに関連付けて取得された材料特性値を用いることにより、各要素について予測された初期ひずみに対応する材料特性値を決定し、その後、各要素ごとに予測された初期ひずみに基づき、かつ、各初期ひずみごとに決定された材料特性値により特定された前記線形の材料硬化モデルに従って前記スプリングバック量を予測するスプリングバック量予測工程とを含むことを特徴とするスプリングバック量予測方法。
IPC (3件):
B21D 37/20 ,  B21D 5/00 ,  G06F 17/10
FI (3件):
B21D 37/20 Z ,  B21D 5/00 ,  G06F 15/31 Z
Fターム (6件):
4E050JD03 ,  4E063LA10 ,  5B056AA01 ,  5B056BB53 ,  5B056FF05 ,  5B056HH00

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