特許
J-GLOBAL ID:200903023939847664
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-226794
公開番号(公開出願番号):特開平9-072206
出願日: 1995年09月04日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 異物の噛み込みに対してもロックせず、制御弁の耐久性を向上する。【解決手段】オイルコントロールバルブ(OCV)34a,34bをともに開弁状態にし、オイルポンプ36より吐出された作動油を、進角側ヘッド油路26側に圧送するとともに、OCV34bを介して遅角側油路27側に圧送する。この状態では、作動油は遅角側制御油路Aを通じて遅角側油圧室25に導入され、進角側油路Bを通じて進角側油圧室24に導入される。リングギヤ23の進角側油圧室24における受圧部23eの受圧面積が、遅角側油圧室25における受圧部23fの受圧面積よりも小とされ、カム駆動反力に対向して油圧を発生せしめる遅角側油圧室25の油圧が大きくなるように設定されており、カム駆動反力によるリングギヤ23の移動が阻止される。この結果、リングギヤ23は中間位相に保持される。
請求項(抜粋):
内燃機関のバルブ駆動用カムシャフトの外周に設けられたプーリーと、前記カムシャフト及びプーリ間に介在されるとともに、内外周面にスプラインを有し、かつ少なくともその一方がヘリカルスプラインである円筒状のリングギヤと、加圧流体供給源からの流体をリングギヤの両端に設けた油圧室に対し、各々制御する2つの制御弁を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記制御弁を、油圧供給及び油圧遮断を行う2位置切換弁にて構成し、リングギヤの両端の受圧面積のうち、カム駆動反力に対向する油圧を発生せしめる一方の油圧室におけるリングギヤの受圧面積を他方の油圧室のものより大としたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
FI (2件):
F01L 1/34 Z
, F01L 1/34 C
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