特許
J-GLOBAL ID:200903023942307425
スクロール形流体機械
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-253629
公開番号(公開出願番号):特開平5-099168
出願日: 1991年10月01日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】第2スクロールの前記第1スクロールに対するスラスト力が過大になるのを防止できながら、鏡板の背面室から作動室に適正な油注入を行なえるようにする。【構成】第2スクロール3における鏡板31の背面側に、ケーシング1の内部空間と画成された背面室S2を形成すると共に、この背面室S2を、中心側室S3と外周側室S4とに区画して、これら中心側室S3と外周側室S4との間に油通路63を設ける一方、前記鏡板31に、前記第2スクロール3の公転運動に伴い、前記中心側室S3を圧縮過程の圧力の高い前記作動室5に連通し、かつ、前記外周側室S4を、前記中心側室S3が連通する前記作動室5の圧力より低い圧力の前記作動室5に連通する連通孔71,72,73を設けて、圧縮過程の圧力が高い作動室5のガス流体を中心側室S3に供給し、この中心側室S3を中間圧にして、外周側室S4から前記作動室5に軸受部潤滑後の油を間欠的に供給する。
請求項(抜粋):
密閉ケーシング1に、渦巻体22、32をもつ第1及び第2スクロール2、3から成る圧縮要素を内装し、前記各渦巻体22、32間に、前記第2スクロール3の前記第1スクロール2に対する相対的な公転運動により、外周側から中心側に容積を減少しながら移動する作動室5を画成するようにしたスクロール形流体機械において、前記第2スクロール3における鏡板31の背面側に、前記ケーシング1の内部空間と画成された背面室S2を形成すると共に、この背面室S2を、中心側室S3と外周側室S4とに区画して、これら中心側室S3と外周側室S4との間に油通路63を設ける一方、前記鏡板31に、前記第2スクロール3の公転運動に伴い、前記中心側室S3を圧縮過程の圧力の高い前記作動室5に連通し、かつ、前記外周側室S4を、前記中心側室S3が連通する前記作動室5の圧力より低い圧力の前記作動室5に間欠的に連通する連通手段を設けていることを特徴とするスクロール形流体機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F01C 1/02
, F04C 29/02 321
前のページに戻る