特許
J-GLOBAL ID:200903023943097190

昇華性染料熱転写受像シ-トの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-087721
公開番号(公開出願番号):特開2000-085252
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】インク受容層が多量の疎水性無機微粒子を含むと共に、個々の粉体塗料組成物粒子がその間に無機微粒子を介在させて、隙間を有しつつ、相互に融着されてなる特異な構造を有する樹脂塗膜からなり、従って、昇華性染料の熱転写による記録特性とインクシートに対する離型性にすぐれるのみならず、表面が平滑性にすぐれ、光沢を有し、しかも、高濃度の画像を形成することができる昇華性染料熱転写記録用受像シートの製造方法を提供することにある。【解決手段】本発明による昇華性染料熱転写記録用受像シートの製造方法は、着色剤と樹脂とを含む粉体塗料組成物と疎水性無機微粒子とからなる粉体混合物を基材上に乾式塗工し、加熱溶融し、定着させて、粉体塗料組成物粒子の表面が上記疎水性無機微粒子によって少なくとも一部被覆されている樹脂層をインク受容層として基材上に有し、この樹脂層の表面に上記疎水性無機微粒子が露出している粉体塗料塗工シートを製造した後、この粉体塗料塗工シートを加熱せずに又は加熱下に加圧することを特徴とする。
請求項(抜粋):
着色剤と樹脂とを含む粉体塗料組成物と疎水性無機微粒子とからなる粉体混合物を基材上に乾式塗工し、加熱溶融し、定着させて、その表面が上記疎水性無機微粒子によって少なくとも一部被覆されている粉体塗料組成物からなる樹脂塗膜を受容層として基材上に有する粉体塗料塗工シートを製造した後、この粉体塗料塗工シートを非加熱下に又は加熱下に加圧することを特徴とする昇華性染料熱転写受像シートの製造方法。

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