特許
J-GLOBAL ID:200903023945682634

非水電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312996
公開番号(公開出願番号):特開平9-161814
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 負極板と正極板とをセパレータを介して重ねて渦巻状に巻いた電極巻取体を備えた円筒渦巻式の非水電解液電池において、電池組立後に軽ショートが生じて電池電圧が低下する電池が発生するの抑えることによって、電池不良率を低減させることを目的とする。【解決手段】 リチウム電池は、円筒形の金属外装缶と、正極板と負極板とがセパレータを介して積層され渦巻状に巻かれてなる電極巻取体と、非水電解液等から構成されている。電極巻取体は、巻止テープ11で巻止められている。巻止テープ11は、PET製の生地テープの表面100に粘着剤が配されており、粘着剤が配された領域102は島状に点在している。従って、電池組立後、粘着剤が配されていない領域103に非水電解液が短時間で含浸し、電極巻取体から巻止テープ11が剥がれて電極巻取体が緩められる。
請求項(抜粋):
負極板と正極板とをセパレータを介して重ねて渦巻状に巻き、その巻き端を生地テープの表面に粘着剤が配されてなる巻止テープで巻止めた電極巻取体と、非水電解液とが、円筒形の外装缶に収納されてなる非水電解液電池において、前記巻止テープは、粘着剤が配されている領域と粘着剤が配されていない領域とが共に生地テープ表面の全体にわたり、且つ粘着剤が配されていない領域は生地テープの縁端部と連続していることを特徴とする非水電解液電池。

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