特許
J-GLOBAL ID:200903023953277528

逐次比較型アナログ・ディジタル変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-010678
公開番号(公開出願番号):特開2000-209093
出願日: 1999年01月19日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】D/A変換回路の寄生抵抗によりA/D変換コードに生じた誤差を半導体チップ上で補正する逐次比較型アナログ・ディジタル変換回路を提供する。【解決手段】D/A変換回路と電圧比較回路との間にサンプルホールド期間とコンパレート期間との間で切替え動作を行う切替スィッチと、複数のコンデンサからなる第1、第2のレベルシフト回路とを設け、第1のレベルシフト回路は、D/A変換回路の寄生抵抗により生じた電圧降下を補正するオフセット補正電圧を前記複数のコンデンサに与えて、D/A変換コードによらずD/A変換電圧に生じた誤差を補正し、第2のレベルシフト回路は、逐次比較過程でD/A変換コードのビットごとに生じた誤差を補正し、前記第1、第2のレベルシフト回路によるオフセット補正とオフセット・フルスケール補正とを組み合わせることによりA/D変換コードに生じた誤差を半導体チップ上で補正することができる。
請求項(抜粋):
複数の単位抵抗を直列接続した抵抗回路と、その両端に印加された第1、第2の基準電圧とを用いて、D/A変換コードからD/A変換された電圧と、前記抵抗回路で分割された複数の電圧とをそれぞれ出力するD/A変換回路と、前記D/A変換された電圧とアナログ入力電圧とを比較する電圧比較回路と、前記電圧比較回路の出力に応じて、前記D/A変換コードの所定の1ビット分のデータを決定するデータ決定手段と、このデータ決定手段を前記D/A変換コードの最上位ビットから最下位ビットまでの各ビットに対して繰り返し適用することにより、最終的に決定された前記D/A変換コードを前記D/A変換回路に出力し、かつ、前記D/A変換コードをA/D変換データとして保持するA/D変換制御回路と、前記複数の電圧から選択された第1の電圧と第2の電圧とを用いて、前記電圧比較回路の比較電圧をD/A変換コードによらずにシフトさせるレベルシフト回路と、を具備することを特徴とする逐次比較型アナログ・ディジタル変換回路。
Fターム (8件):
5J022AA02 ,  5J022AB05 ,  5J022BA01 ,  5J022CA10 ,  5J022CB02 ,  5J022CF01 ,  5J022CF07 ,  5J022CG01
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • アナログーデジタル変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-271432   出願人:富士通株式会社, 富士通ヴイエルエスアイ株式会社
  • D/Aコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-303793   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開昭57-202126
全件表示
審査官引用 (7件)
  • アナログーデジタル変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-271432   出願人:富士通株式会社, 富士通ヴイエルエスアイ株式会社
  • D/Aコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-303793   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開昭57-202126
全件表示

前のページに戻る