特許
J-GLOBAL ID:200903023968203504

非接触型高周波信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 成示 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-163386
公開番号(公開出願番号):特開平9-018393
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 給電点の位置関係に関わらず、ほぼ一定した伝送特性を得ることのできる非接触型高周波信号伝送装置を提供する。【構成】 一方の面に金属箔2を形成し、給電点3により、他方の面にある同軸ケーブル4の芯線5に接続し、給電点3は、スタブ7を介して同軸ケーブル4の外被導体6に接続して接地し、金属箔2の外周部分で、かつ、給電点3の近傍の位置に突起部9を設けて構成されてた誘電体基板1を2つ、僅かな隙間をあけて上下に重ね合わせ、一方の基板を固定し、他方の基板を回転自在にして構成している。そして、互いに対向して配置された給電点3の位置が反対方向にあるとき、突起部9はカップリングにほとんど寄与せず、互いに対向して配置された給電点3が同一方向にあるとき、突起部9により金属箔2の中心に対する給電点3の外側方向に向かってカップリング面積が確保されているので、突起部9がカップリングに寄与し、給電点3の位置関係に関わらず、伝送特性をほぼ一定とすることができる。
請求項(抜粋):
一方の面にリング状の導体を形成し、他方の面に、該リング状の導体に高周波電流を供給する給電点を設け、該給電点に同軸ケーブルにより高周波電流を供給し、前記給電点が設けられた面に、インピーダンス素子を設け、該インピーダンス素子を介して、前記給電点と前記同軸ケーブルの外被導体とを接続して接地するような基板を形成し、該基板を2つ用いて、一方の基板を固定し、他方の基板を回転自在にし、かつ、前記リング状の導体が非接触にて互いに対向するように配置した非接触型高周波信号伝送装置において、前記リング状の導体の外周部分で、かつ、前記給電点の近傍の位置に、導体から成る突起部を設けたことを特徴とする非接触型高周波信号伝送装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭59-149432

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