特許
J-GLOBAL ID:200903023969116664

ポリプロピレン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217501
公開番号(公開出願番号):特開平7-070383
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 剛性、耐熱性に優れるとともに耐衝撃性および耐衝撃性、靱性にも優れたポリプロピレンを主成分とする組成物の提供。【構成】 ポリプロピレンとゴム成分とを含有し、下記の条件を満たす。(i) メルトフローレート(ASTM準拠、以下同じ)が、10g/10分以上、(ii) 曲げ弾性率が、20000Kg/cm2 以上、(iii) アイゾット衝撃強度が、20kg・cm/cm以上、(iv)熱変形温度が、135°C以上、(v) その射出成形物において、ポリプロピレンの微結晶の大きさ(広角X線回折法およびX線小角散乱法)は、c軸方向に5nm〜20nm、a軸方向に5nm〜20nm、b軸方向に5nm以上、ゴム成分は、射出方向および射出方向に直角な方向では、上記のポリプロピレン微結晶の周りに連続相として繰り返して存在するとともに、このゴム連続相の平均厚みは0.5nm〜3nm。
請求項(抜粋):
下記のような条件を満たすことを特徴とするポリプロピレンとゴム成分とを含有するポリプロピレン組成物;(i) ASTM D1238に準拠して測定されるメルトフローレート(MFR:230°C、2.16kg荷重下)が、10g/10分以上であり、(ii) ASTM D790に準拠して測定される曲げ弾性率(FM)が、20000Kg/cm2 以上であり、(iii) ASTM D256に準拠して測定されるアイゾット衝撃強度(IZ)が、20kg・cm/cm以上であり、(iv)ASTM D648に準拠して測定される熱変形温度(HDT)が、135°C以上であり、(v) その射出成形物において、広角X線回折法およびX線小角散乱法により測定されるポリプロピレンの微結晶の大きさは、c軸方向に5nm〜20nm、a軸方向に5nm〜20nm、b軸方向に5nm以上であり、かつ(vi) その射出成形物において、ゴム成分は、射出方向および射出方向に直角な方向では、上記のポリプロピレン微結晶の周りに連続相として存在しているとともに、このゴム連続相の平均厚みが0.5nm〜3nmである。
IPC (4件):
C08L 23/10 LCB ,  C08L 53/00 LLY ,  C08L 53/00 ,  C08L 23:08

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