特許
J-GLOBAL ID:200903023992903762

河川表流水の取水方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238608
公開番号(公開出願番号):特開平6-065950
出願日: 1991年06月13日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】従来の取水方法が適用し難い渓流部などの河川表流水の取水方法を提供する。【構成】本ダム4で水や砂礫を堰止め堰上げし天端6を流下する流水を水通し庇の先端8から本ダム4とU字形ウォータクッション底部11および副ダム5とで形成するウォータクッション10に自由落下させ取水に要する水深を確保しながらスクリーン12と沈砂槽14を経て取水槽17に流水を導入し取水管・導水管18から用水を確保し、水通し庇7に設けたスリット9から流水をスクリーン12とゲート13との間に自由落下させてスクリーン12の塵を除去する取水方法。【効果】自由落下する流水の水勢でウォータクッションの水深を確保しスクリーンの塵の除去が出来るので河川の取水可能流域が広がるとともにこの取水方法を利用した取水装置を河川の砂防ダムに兼用出来る。
請求項(抜粋):
本ダムで水や砂礫を堰止め堰上げし本ダムの天端を流下する水や砂礫を下流側に設けた副ダムで形成したウォータクッションに水通し庇から自由落下させ落水の水勢を利用してウォータクッション内の砂礫などを下流側に流し出して取水するに必要な深さを持つ水の層を確保し、流水中の流木や比較的大きな礫などの塵を除くスクリーンおよび取水の流量を調節するゲートを水通し庇の下に設けて取水し、比較的沈降速度の大きい砂礫を沈砂槽を通して分離し取水槽に導き取水管・導水管を通して用水を確保し、スクリーンに捕集された塵を水通し庇の先端部を可動部とし水通し庇の先端部の近くに形成するスリットから流水をスクリーンの上部を通してスクリーンとゲートとの間に落水として流下させスクリーンにおける水流の向きを通常とは反対にすることで除去することを特徴とする取水方法。

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