特許
J-GLOBAL ID:200903024000618189
自動車用ブレーキ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238236
公開番号(公開出願番号):特開平8-099615
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ時のタイヤロック回避システム、トラクションコントロールシステム、自動ブレーキシステムなど、自動的にブレーキ油圧を変化させるシステムの制動ロスを小さく抑える。【構成】 ブレーキブースタ1は、アシスト力を小さくしてブレーキ油圧を低下させる反力発生手段41を備え、ブレーキ時に車輪の回転速度差が大きくなると、反力発生手段41が作動してタイヤロックを回避する。後輪を制動するリヤホイルシリンダ65、71へブレーキ油圧を伝えるリヤ油圧経路66、72には、ヒステリシスが小さく抑えられたプロポーションバルブ67、73を備える。ブレーキ時に反力発生手段41がブレーキ油圧を低下させると、プロポーションバルブ67、73の出力油圧も素早く低下し、その後入力油圧が上昇すると、出力油圧も素早く上昇する。この結果、入力油圧(マスターシリンダ14)の油圧変動が抑えられ、制動ロスが低減する。
請求項(抜粋):
(a)車両状態を検出する車両状態検出手段と、(b)この車両状態検出手段の検出する車両状態に基づいてブレーキ油圧変化信号を発生する信号発生手段と、(c)この信号発生手段のブレーキ油圧変化信号を受けると、車両の各車輪のホイールシリンダのブレーキ油圧を変化させるブレーキ油圧変化手段と、(d)ブレーキ油圧を受けて後輪に制動力を発生させるリヤホイルシリンダと、(e)前記ブレーキ油圧変化手段の発生したブレーキ油圧を前記リヤホイルシリンダへ伝えるリヤ油圧経路と、(f)このリヤ油圧経路に設けられ、前記ブレーキ油圧変化手段から伝えられる入力油圧が上昇すると前記リヤホイルシリンダへ送られる出力油圧の上昇を抑え、入力油圧の減少にともない出力油圧を減少させるヒステリシスの小さなプロポーションバルブとを備える自動車用ブレーキ装置。
IPC (2件):
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