特許
J-GLOBAL ID:200903024000952208

設定温度可変制御による空気調和機冷凍機デマンドコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-032550
公開番号(公開出願番号):特開平10-197027
出願日: 1997年01月10日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】デマンドコンロール制御対象負荷に空調又は冷凍機を選んだ場合、デマンド値,被空調場所又は被冷凍場所の温度湿度,外気温などのデータからその翌日のデマンドコントロール発令時刻及び発令期間を予測し、その時刻より一定時遡った時刻に、冷房時はその冷房制御設定温度を自動的に低くし、暖房時には高くすることにより、実際デマンドコントロール発令中の温度を冷房時は低く、暖房時は高く保ち、快適度の減少を抑え、また冷凍機の場合も同様に温度を低く保ち品質管理上の問題を低減し電気料金の削減を達成する。【解決手段】周辺機器としてデマンド値測定装置9,被冷房場所温度センサー4,被冷房場所湿度センサー5,外気温度センサー3から構成され、それぞれのデータが通信ケーブル11,13を介して本発明装置(設定温度可変制御による空調機冷凍機デマンドコントロール装置)10へ送られケーブル12で空調機7を制御する。
請求項(抜粋):
一定値以上のピーク電力発生時に電気負荷の一部を遮断しピーク電力を抑える制御(以下 デマンドコントロールと呼ぶ)の実施の際 デマンドコントロール対象電気負荷(遮断される電気負荷)として空気調和機(以下 空調機と呼ぶ)が選択された場合、冷房時は被冷房場所のその遮断による温度上昇による絶対冷房制御設定温度(予め管理者により設定される被冷房場所の空調機の設定温度を言い、この温度を超過すると被冷房者の快適度が低下する温度)超過時間,暖房時はその遮断による温度降下による絶対暖房制御設定温度(予め管理者により設定される被暖房場所の空調機の設定温度を言い、この温度未満になると被暖房者の快適度が低下する温度)未到達時間を皆無若しくは短期化するため、一日の時間帯別電気負荷変動曲線(以下 日負荷曲線と呼ぶ)やデマンドコントロール発令時刻並びに発令期間などのデータ(以下 デマンドコントロールデータと呼ぶ)及びその際の被冷房場所若しくは被暖房場所の温度湿度並びに外気温度などのデータ(以下 環境データと呼ぶ)を測定記録及び学習演算しその翌日何時刻にどの程度の期間デマンドコントロールが発令されるか予測し その発令予測時刻より一定時間(デマンドコントロールデータ並び環境データを基に学習演算され決定される)前もって(例えば30分前)自動的に冷房時には冷房制御設定温度(冷房時 この温度以上になると空調機が自動的に稼働する温度)を低く変動させ、暖房時には暖房制御設定温度(暖房時 この温度未満になると空調機が自動的に稼働する温度)を高く変動させ、実際デマンドコントロールが発令されるまでの期間に被冷房場所は過冷房に,被暖房場所は過暖房に調整し、デマンドコントロール発令による空調機遮断後の冷房時は温度上昇による絶対冷房制御設定温度までの到達時間,暖房時は温度降下による絶対暖房制御設定温度までの下降時間のそれぞれ延長を図り、被空気調和者の快適度を保ちながらデマンドコントロールが実施出来る様工夫された設定温度可変制御による空気調和機冷凍機デマンドコントロール装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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