特許
J-GLOBAL ID:200903024008271471

棒材加工装置及び棒材加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185467
公開番号(公開出願番号):特開平9-029505
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 製品を切削加工すべく自動旋盤の主軸が前後動する製品切削工程のみならず、主軸のチャックが開放して主軸が後退する主軸後退工程においても、送り矢に作用する前進駆動力又は推進力を低減することができる棒材加工装置及び棒材加工方法を提供する。【構成】 棒材加工装置は、棒材供給機1及び主軸移動型旋盤2とを有する。棒材供給機は、棒材Wを旋盤の主軸21に供給する。製品切削工程全般に亘って、棒材供給機の電磁クラッチ17が解放され、送り矢13の駆動力が解放される。主軸と送り矢とは、動力伝達装置3を介して同期連動関係に相互連結され、送り矢は、主軸の前後動と同期して前後動する。各製品加工(毎個加工)を完了した主軸がコレットチャック22を開放する直前に、把持装置50は、把持部材51を閉じて、棒材を前後動不能に拘束し、動力伝達装置は、電磁クラッチ34を解放して主軸と送り矢との動力伝達経路を遮断する。主軸後退及びコレットチャック閉塞の直後に、把持装置は、把持部材を開放し、動力伝達装置は、電磁クラッチを締結する。
請求項(抜粋):
棒材の軸線方向に移動可能な主軸および該棒材に旋削加工を施す加工工具を備えた主軸移動型旋盤と、該旋盤の製品加工工程に関連して前記棒材を所定の移動設定量ずつ前記旋盤に供給する棒材供給機とを有し、該棒材供給機は、棒材補給手段によって補給された棒材を前記旋盤に供給する棒材供給手段を備え、該棒材供給手段は、前記棒材を前記旋盤に向かって給送する棒材送り部材と、該棒材送り部材を駆動する駆動装置とを備えた棒材加工装置において、前記駆動装置と前記棒材送り部材との間の駆動力伝達経路を解放する駆動力解放手段と、前記主軸と前記棒材送り部材とを相互連結する動力伝達経路を有し、前記棒材送り部材の運動を前記主軸の運動と機械的に連動させる動力伝達装置と、該動力伝達装置に介装され、前記棒材送り矢部材と前記主軸との連動を解除する連動解除装置と、閉位置にて前記棒材を把持して該棒材の軸線方向の移動を禁止し、開位置にて前記棒材を解放する把持装置と、前記旋盤の切削工程において前記動力伝達装置を作動させ且つ前記把持装置を開位置に保持し、前記主軸が前記棒材を解放するときに前記把持装置を閉位置に切り換え、前記主軸の後退時に前記連動解除装置を作動させる連動/把持制御装置とを備えたことを特徴とする棒材加工装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-088165
  • 特開平2-232104

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