特許
J-GLOBAL ID:200903024009323440
映像監視方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-324435
公開番号(公開出願番号):特開平11-161875
出願日: 1997年11月26日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 ビデオカメラの映像から異常を検出する映像監視方法を提供する。【解決手段】 ステップS10において、ビデオカメラの映像が表示された画面上で始点と終点を指定して監視ラインを設定する。ステップS20で監視ライン上の各画素の輝度変動幅が測定され、変動幅の大きな画素が削除されて有効な監視ポイントが抽出される。ステップS30でビデオカメラから画面情報が入力され、ステップS40で最新のN画面の各監視ポイントの平均輝度が算出される。ステップS50で平均値からの差異が大きい監視ポイント数がカウントされ、ステップS60で全監視ポイント数に対する前記カウント数の比率が計算されて表示される。ステップS70で前記比率が判定され、閾値以上の場合にはステップS80で警報出力と監視画面の画像情報の記録が行われる。停止指示があるまで、各画面毎にステップS30〜S80の処理が繰り返される。
請求項(抜粋):
監視区域を撮影するビデオカメラと、前記ビデオカメラで撮影された映像の画面情報を表示する表示装置とを備え、前記画面情報の変化に基づいて異常の有無を監視する映像監視システムにおいて、前記表示装置の表示画面上で指定された第1及び第2の点に基づいて、これらの第1及び第2の点を結ぶ直線を構成する複数の画素を監視ラインとして設定する監視ライン設定処理と、前記ビデオカメラで撮影された画面情報における前記監視ラインを構成する複数の各画素の輝度データを一定期間収集し、該一定期間中の輝度の変動幅が一定値を越える画素を前記監視ラインから削除して、該変動幅が該一定値を越えない画素のみで構成される監視ポイントを抽出する監視ポイント抽出処理とを行った後、前記ビデオカメラで撮影された前記画面情報を逐次入力する入力処理と、前記ビデオカメラから入力された最新のN(但し、Nは複数)画面の画面情報に基づいて、前記監視ポイントを構成する各画素毎の輝度の平均値を算出する平均輝度算出処理と、前記監視ポイントを構成する各画素毎に、前記ビデオカメラから入力された該監視ポイントの画素の輝度と、前記平均輝度算出処理で算出された輝度の平均値との差が第1の閾値を越えている変化画素数をカウントする変化数カウント処理と、前記監視ポイントを構成する全画素数に対する前記変化画素数の割合に基づいて変化率を算出し、該変化率に応じた監視情報を前記画面情報とともに前記表示装置に表示する監視情報表示処理と、前記変化率が第2の閾値を越えたときに警報の出力または前記画面情報の記録、或いは該警報の出力及び該画面情報の記録を行う警報記録処理とを、順次繰り返して行うことを特徴とする映像監視方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G08B 21/00 E
, H04N 7/18 D
, H04N 7/18 K
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