特許
J-GLOBAL ID:200903024010845736

農作業機の走行用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288255
公開番号(公開出願番号):特開平5-123010
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 走行負荷が軽い場合における振動や騒音を低レベルに押さえ、エンストのおそれなく経済的に、かつ、良好な応答性でもって制御作動する自動走行制御装置を得る。【構成】 エンジン1の設定回転域が、アクセルレバー13の操作量の大小に同調して高低するアクセル連係手段Cを備え、回転計17の検出値が設定範囲内に維持されるように、検出値に基づいてアクセルレバー駆動操作用のモータ18と副変速装置2の操作機構Aとを作動させるに、操作機構Aに優先してモータ18を駆動するべくモータ18と操作機構Aと回転計17とを連係する制御手段10を備える。制御手段10は、検出値が設定域よりも低いと操作機構Aとモータ18とを同時操作し、アイドリング付近では副変速装置2を最低速操作する。
請求項(抜粋):
アクセル操作具(13)の操作量を検出するセンサ(14)と、エンジン(1)の回転数許容域を予め設定する回転域設定手段(B)とを設け、この回転域設定手段(B)による設定回転域が前記アクセル操作具(13)の操作量が大きくなるに伴って高くなり、かつ、前記アクセル操作具(13)の操作量が小さくなるに伴って低くなる状態に、前記センサ(14)と前記回転域設定手段(B)とを連係するアクセル連係手段(C)を備えるとともに、前記アクセル操作具(13)を駆動操作するアクチュエータ(18)と、走行用の変速装置(2)に対する変速操作機構(A)と、前記エンジン(1)の回転数を検出する回転数検出手段(17)とを設け、この回転数検出手段(17)の検出回転数値が前記回転域設定手段(B)で設定された範囲内の値に維持されるように、前記検出回転数値に基づいて前記アクチュエータ(18)と前記変速操作機構(A)とを作動させるに、前記アクチュエータ(18)の作動が前記変速操作機構(A)の作動に優先して実行される状態に前記アクチュエータ(18)と前記変速操作機構(A)と前記回転数検出手段(17)とを連係する制御手段(10)を備え、該制御手段(10)は、前記検出回転数値が前記設定回転域よりも低い状態のときには前記変速操作機構(A)を前記アクチュエータ(18)の作動と同時に減速操作するとともに、前記アクセル操作具(13)がアイドリング回転位置もしくはその近くにあるときには、前記変速装置(2)を最低速に操作するように設定されている農作業機の走行用制御装置。

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