特許
J-GLOBAL ID:200903024014849680

電磁誘導式プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-059773
公開番号(公開出願番号):特開平8-233877
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】溶液の電気的特性を測定する電磁誘導式プローブにおいて、電磁誘導で生じる閉路電流がプローブ内の浮遊静電容量に分流しない手段を提案し、特に誘電率の測定誤差を低減する。【構成】電磁誘導式プローブが供試溶液に誘起させる電磁誘導電流の一部が、プローブ内の誘電体で構成される浮遊静電容量に分流する。この分流電流が2次コアに鎖交する電流を減少させ、供試溶液の静電容量成分、すなわち誘電率の測定値に誤差を与える。本発明では、環状の1次コア10及び2次コア12並びにプローブのその他の構成要素の断面が同心円状になる構造を実現し、1次コア10の励磁によって生じる電界31を1次コア及び2次コアに同心円状に発生させて、この電界のコアの断面円の法線方向成分をなくすことにより、供試溶液を流れる電流がプローブ内に分流するのを防止する。
請求項(抜粋):
1次トランス及び2次トランスを有し、溶液の誘電率を測定する電磁誘導式プローブにおいて、前記トランスの環状コアの環状の中心軸を通る平面で切断した1次コアおよび2次コアの断面の中心が、互いに重なるように前記2つのトランスを構成することを特徴とする電磁誘導式プローブ。
IPC (4件):
G01R 27/02 ,  G01N 27/02 ,  G01N 27/20 ,  G01R 27/26
FI (4件):
G01R 27/02 A ,  G01N 27/02 Z ,  G01N 27/20 B ,  G01R 27/26 H

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