特許
J-GLOBAL ID:200903024016469299

圧縮機用ピストンの加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026566
公開番号(公開出願番号):特開平10-220354
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 ピストンの首部内側の対向する一対の被加工面に、シューのための一対の球面状の受け座を、それらの中心位置を一致させた状態で容易に加工することができる圧縮機用ピストンの加工方法を提供する。【解決手段】 ピストン21の首部21bの内側の対向する一対の被加工面35A,35B間に、円弧状刃部36bを有する工具36をその軸線L2とピストン21の延長軸線L1とがほぼ直交するようにセットする。ピストン21を、被加工面35A,35B間の中間部で受け座37A,37Bの中心を通る回転軸線L3を中心にして回転させる。工具36をセット位置からその円弧状刃部36bの中心C1がピストン21の回転軸線L3と一致する位置まで移動させて、一対の被加工面35A,35Bに球面状の受け座37A,37Bを加工する。
請求項(抜粋):
ハウジングの内部にクランク室を形成するとともに駆動シャフトを回転可能に支持し、ハウジングの一部を構成するシリンダブロックにはシリンダボアを形成し、シリンダボア内にはピストンを往復動可能に収容し、クランク室内において駆動シャフトにはカムプレートを一体回転可能に支持し、前記ピストンを一対のほぼ半球状のシューを介してカムプレートの外周に係留し、駆動シャフトの回転によりカムプレートを介してピストンを往復動させるようにした圧縮機において、前記ピストンの首部内側の対向する一対の被加工面に、前記シューを回転自在に収容するための一対の球面状の受け座を加工する圧縮機用ピストンの加工方法であって、前記ピストンを受け座の中心を通る回転軸線を中心にして回転させながら、円弧状刃部を有する工具を被加工面側に平行移動させて、受け座を加工する圧縮機用ピストンの加工方法。
IPC (2件):
F04B 39/00 107 ,  B23P 15/10
FI (2件):
F04B 39/00 107 E ,  B23P 15/10

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