特許
J-GLOBAL ID:200903024022713622
溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中濱 泰光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-080884
公開番号(公開出願番号):特開2003-277839
出願日: 2002年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 溶鉄精錬用カルシウムフェライトを下方吸引式無端移動グレート式焼結機で高生産性及び高歩留で工業生産する。【解決手段】 2mm以下が80%以上の微粉石灰石1a、平均1.5mm以下の微粉鉄鉱石1c等を用い、ディスクペレタイザー3で生ペレット8を造粒し、固体燃料4を外装する。焼結ベッド12の層厚の概ね上部側3分の1に固体燃料(例えば粉コークス)を集中的に偏在させる。 A=(1.05〜1.50)×B A、B:上側1/3以下、下側2/3以上の固体燃料%。原料配合を、モル比nCa/nFe=0.3〜1.5、CaO%/Fe2O3%>0.2、且つカルシウムフェライト成品中のCaO=25〜50%に調整する。更に原料配合を、バインダー由来のΣCaO%/石灰石由来のCaO%>0.23に調整し、バインダー粒度を1mm以下。外装固体燃料4を5%以上にする。
請求項(抜粋):
原料としてCaO含有物質と酸化鉄含有物質とを使用し、燃料として固体燃料を使用する溶鉄精錬用のカルシウムフェライトを製造する方法において、前記CaO含有物質として、粒径2mm以下のものが80mass%以上を占める微粉石灰石を用い、前記酸化鉄含有物質として、微粉鉄鉱石、ダスト、ミルスケール、砂鉄及びその他の酸化第二鉄含有物質からなる群から選ばれた1種以上からなり、その平均粒径が1.5mm以下である微粉酸化鉄含有物質を用い、そして、固体燃料として粒状固体燃料を用い、前記原料及び燃料からなる配合原燃料をミキサーで調湿し混合し、得られた混合原燃料をディスクペレタイザーで生ペレットに造粒し、次いで当該生ペレットを前記粒状固体燃料で被覆し、こうして得られた粒状固体燃料が外装された生ペレットを無端移動グレート式焼結機へ装入して当該生ペレットからなる焼結ベッドを形成し、これを連続的に焼成してカルシウムフェライトを製造するに際して、前記配合原燃料の調製を、当該配合原燃料中のCa元素とFe元素とのモル比nCa/nFeが0.3〜1.5の範囲内になり、且つ、得られる焼成カルシウムフェライト成品中のCaO成分の含有率が25〜50mass%の範囲内になるように調節し、そして、前記焼結ベッド内における粒状固体燃料の含有率分布を、当該焼結ベッドの上部側における方がその下部側におけるよりも高くなるように調節することを特徴とする、溶鉄精錬用カルシウムフェライトの製造方法。
IPC (2件):
FI (3件):
C22B 1/20 C
, C22B 1/20 D
, C21C 1/02 Z
Fターム (6件):
4K001AA10
, 4K001DA01
, 4K001GA10
, 4K014AA02
, 4K014AA03
, 4K014AB00
引用特許:
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