特許
J-GLOBAL ID:200903024022963785
歪曲収差補正装置および画像合成装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-270813
公開番号(公開出願番号):特開平5-110926
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 歪曲収差測定および焦点距離測定のための特殊なパターンや画像を必要とせずに、入力した画像の歪曲収差を補正する手段、およびカメラの角度を変えて撮影した2つ以上の画像を合成する手段を提供する。【構成】 入力した複数の画像から、対応する画素位置を4、5によって検出する。これらを用いて6によって歪曲収差を、7によって焦点距離を推定する。8、9によって収差を補正し、9の出力は検出した対応結果および推定した焦点距離を用いて11によってさらに幾何変換し、カメラ角度の違いによる幾何変形を補正する。12によって画素位置の誤差を評価し、6、7にフィードバックして、収差および焦点距離の推定値を更新する。最終的に推定された歪曲収差をもとに入力画像のひとつを補正して14から出力することにより、カメラの歪曲収差補正が実現できる。
請求項(抜粋):
(a)複数の画像を入力する手段と、(b)前記入力した複数の画像間の互いに重複する部分の座標位置を検出する対応点検出手段と、(c)前記入力した複数の画像が有する歪曲収差を推定する歪曲収差推定手段と、(d)前記入力した複数の画像を撮影した装置の焦点距離を推定する焦点距離推定手段と、(e)前記推定した歪曲収差に基づいて前記対応点検出手段の出力を補正する座標歪曲収差補正手段と、(f)前記座標歪曲収差補正手段の出力と前記焦点距離推定手段の出力とを用いて座標変換係数を決定する座標変換係数決定手段と、(g)前記座標変換係数に従って前記座標歪曲収差補正手段の出力を座標変換する座標変換手段と、(h)前記座標歪曲収差補正手段の出力と前記座標変換手段の出力との相違を評価する誤差評価手段と、(i)前記入力した複数の画像の少なくとも1つを、前記歪曲収差推定手段によって推定した歪曲収差に基づいて歪曲収差を補正して出力する画像歪曲収差補正手段とを備え、(j)前記誤差評価の値が所定の値以下となるよう、前記誤差評価手段の出力によって、前記歪曲収差の推定値と前記焦点距離の推定値とを更新するよう構成されたことを特徴とする歪曲収差補正装置。
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