特許
J-GLOBAL ID:200903024024733485
文字列検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-259253
公開番号(公開出願番号):特開平7-093476
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】複雑な情景画像において、これまで検出が困難であった接触した文字が存在するような場合でも、文字列を正しく高精度に検出可能な文字列検出装置を提供する。【構成】ラベリング処理による連結領域の解析によって基準となる文字を検出し、この検出した基準文字に対して設定された領域内での最大値あるいは最小値射影により背景領域を限定し、さらに、背景領域内で同様に射影による文字検出を行なうことにより、文字同士などの接触に強く、複雑な情景画像中からも確実に文字列を検出する。
請求項(抜粋):
文字列を含む濃淡画像を2値化する2値化手段と、この2値化手段で2値化された2値化画像をラベリング処理によって解析することにより、あらかじめ設定された条件に対応する連結領域を基準文字として検出する基準文字検出手段と、この基準文字検出手段で検出された基準文字の領域に対して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第1の領域として設定する第1の領域設定手段と、この第1の領域設定手段で設定された第1の領域内における濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報を求める第1の射影計測手段と、この第1の射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列方向の背景領域を第2の領域として求める第1の領域検出手段と、この第1の領域検出手段で求められた第2の領域における濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報を求める第2の射影計測手段と、この第2の射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列方向の文字領域を求める第1の文字領域検出手段と、この第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の文字領域ごとに文字列と直交する方向に所定範囲の領域を第3の領域として設定する第2の領域設定手段と、この第2の領域設定手段で設定された第3の領域内における濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射影情報を求める第3の射影計測手段と、この第3の射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列と直交する方向の背景領域を第4の領域として求める第2の領域検出手段と、この第2の領域検出手段で求められた第4の領域における濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射影情報を求める第4の射影計測手段と、この第4の射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列と直交する方向の文字領域を求める第2の文字領域検出手段と、前記第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の文字領域、ならびに、前記第2の文字領域検出手段で求められた文字列と直交する方向の文字領域を文字領域として出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする文字列検出装置。
IPC (2件):
G06K 9/20 340
, G06K 9/00
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