特許

J-GLOBAL ID：200903024027147471

マレイン酸無水物重合体、その製造方法及び有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者： 加藤 愼治
出願人/特許権者： 財団法人川村理化学研究所
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-393867
公開番号（公開出願番号）：特開2003-192730
出願日： 2001年12月26日
公開日（公表日）： 2003年07月09日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 陽極との密着性が高く、低い印加電圧で輝度の高い発光を得ることができ、かつ、ウェット方式での正孔輸送層の重合体の製膜に際し溶剤の選択に制限の少ない正孔輸送層用の重合体、並びに、正孔輸送層と陽極との密着性が高く、低い印加電圧で輝度の高い発光を得ることができる有機EL素子を提供する。【解決手段】 トリフェニルアミノ基又はカルバゾリル基を有するビニル化合物とマレイン酸無水物とを共重合させる下記の一般式(I)(式中、Aはトリフェニルアミノ基又はカルバゾリル基)で示されるマレイン酸無水物重合体、並びに基材上に陽極、正孔輸送層、発光層及び陰極とを有し、該正孔輸送層が前記マレイン酸無水物重合体から成る、又は前記マレイン酸無水物重合体とアミノ基を2つ以上有する化合物とがアミド結合又はイミド結合を形成して成る有機エレクトロルミネッセンス素子。

請求項（抜粋）：

一般式(I)【化1】(式中、Aは【化2】のいずれかで示されるトリフェニルアミノ基又は【化3】で示されるカルバゾリル基であり、X、Y及びZは、各々水素、ハロゲン、アルキル基、アルキルチオ基、ジアルキルアミノ基、アルコキシ基、フェニル基及びジフェニルアミノ基からなる群から独立して選ばれる1〜5個の基を表し、nとmは独立に1以上の整数を表す)で示されるマレイン酸無水物重合体。

IPC (7件)：

C08F212/32 ,  C08F222/06 ,  C08F226/02 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22 ,  H05B 33/28

FI (7件)：

C08F212/32 ,  C08F222/06 ,  C08F226/02 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A ,  H05B 33/22 D ,  H05B 33/28

Fターム (21件)：

3K007AB02 ,  3K007AB06 ,  3K007AB15 ,  3K007AB18 ,  3K007CC00 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01 ,  4J100AB07Q ,  4J100AK32P ,  4J100AN06Q ,  4J100BA04Q ,  4J100BA27Q ,  4J100BA28Q ,  4J100BB00Q ,  4J100BC43Q ,  4J100CA04 ,  4J100DA61 ,  4J100DA65 ,  4J100DA66 ,  4J100EA01 ,  4J100JA32