特許
J-GLOBAL ID:200903024029093743
圧電振動デバイス
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138833
公開番号(公開出願番号):特開平10-098351
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 主振動近傍に発生するスプリアス振動モードを抑制し、通過帯域特性を良好にかつ広帯域にするとともに、通過帯域外における保証減衰量特性を良好にする圧電振動デバイスを提供する。【解決手段】 入力電極及び出力電極あるいは共通電極の外周近傍の少なくとも一部で、かつ非調和オーバートーンモードが比較的強く励振される部分に重み軽減部あるいは重み付加部を設ける。また、入力電極と出力電極の総面積に対して、共通電極の面積を大きくし、重み軽減部あるいは重み付加部は入力電極と出力電極に対向する共通電極部分に及ぶ範囲とする。さらに水晶板のいずれかの主面に形成する電極を厚肉とする。ここで、水晶板の一方の主面に形成された共通電極の厚さを、他方の主面に形成された入力電極及び出力電極の厚さの2倍〜10倍の厚さとするのが好ましい。これらの電極材料としては、銀、銀合金、金、金合金を用いる。
請求項(抜粋):
水晶板の一方の主面に入力電極と出力電極とが所定の間隔で近接して形成され、かつこの水晶板の他方の主面にその入力電極及び出力電極に対応する共通電極が設けられ、これらの電極により共振領域が形成された厚み系振動を用いた圧電振動デバイスにおいて、上記入力電極及び出力電極あるいは共通電極の外周近傍の少なくとも一部に重み軽減部あるいは重み付加部が設けられていることを特徴とする圧電振動デバイス。
IPC (2件):
FI (2件):
H03H 9/19 A
, H03H 9/56 Z
引用特許:
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