特許
J-GLOBAL ID:200903024029148696
雑音抑圧装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328568
公開番号(公開出願番号):特開平5-165495
出願日: 1991年12月12日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 必要な信号に定常的な雑音が混入した音響信号から雑音成分を抑圧する雑音抑圧装置の処理音の品質を向上させる。【構成】 入力信号パワスペクトルと雑音パワスペクトルの推定値からウィナーフィルタ推定手段8でウィナーフィルタ伝達関数を推定し、フィルタ伝達関数補正手段9で閾値より小さいウィナーフィルタ伝達関数の周波数成分の値を閾値と等しく設定して、雑音成分の加減算による信号成分の欠落を防止し、mサンプル周期毎に逆FFT10から断続的に出力されるインパルス応答をインパルス応答制御手段11で時定数を持たせ、毎サンプル連続的に変化させることで処理音に発生する異音を防止し、FFT5前段に高域強調手段3を設けることで有限語長の固定小数演算時の高音域の演算精度を改善する。
請求項(抜粋):
入力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器からの出力信号の過去Nサンプル分を保持するシフトレジスタと、前記シフトレジスタに保持されている時系列データから入力信号が雑音区間であるか否かを判定する雑音区間検出手段と、前記シフトレジスタに保持される時系列データの周波数スペクトルを求めるFFTと、前記FFTの出力をパワスペクトルに変換するパワスペクトル変換手段と、前記パワスペクトル変換手段と前記雑音区間検出手段からの出力信号を入力として雑音パワスペクトルを推定する雑音パワスペクトル推定手段と、前記パワスペクトル変換手段と前記雑音パワスペクトル推定手段からの出力信号を入力としてウィナーフィルタ伝達関数を推定するウィナーフィルタ推定手段と、前記ウィナーフィルタ推定手段の出力から逆フーリエ変換によりインパルス応答を求める逆FFTと、前記逆FFTからのインパルス応答出力の時間的な変化に対して時定数をもって変化するインパルス応答を出力するインパルス応答制御手段と、前記シフトレジスタの時系列データと前記インパルス応答制御手段からの出力との畳み込み演算を行う畳み込み演算手段と、前記畳み込み演算手段の出力をアナログ信号に変換するD/A変換器とを備えることを特徴とする雑音抑圧装置。
IPC (2件):
G10L 3/02 301
, G10L 7/00
前のページに戻る