特許
J-GLOBAL ID:200903024029184730

オレフィン重合用固体触媒成分、オレフィン重合用触媒およびオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-170584
公開番号(公開出願番号):特開平11-012315
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【構成】 (1)MgCl<SB>2</SB>・n(R<SP>1</SP><SB>m</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>4-m</SB>)(R<SP>1</SP>,R<SP>2</SP>は炭化水素基;mは0〜3;nは0.01≦n<1)で示される塩化マグネシウム・アルコキシシラン付加物を含み、沸騰ジクロロエタン下に抽出されるアルコキシシラン化合物が、全体のアルコキシシラン化合物の70重量%よりも低い固体物質、(2)電子供与性化合物、および(3)チタン化合物を接触させることにより得られる固体触媒成分(A)、この固体触媒成分(A)、有機Al化合物(B)および所望により電子供与性化合物(ED3)を含有してなるオレフィン重合用触媒、並びにその触媒を用いたオレフィン重合体の製造方法。【効果】 炭素数3以上のオレフィンの重合に適用した場合、粉体性状に優れ、かつ極めて立体規則性の高いオレフィン重合体を得ることができる。
請求項(抜粋):
(1)一般式(I)【化1】MgCl<SB>2</SB>・n(R<SP>1</SP><SB>m</SB>Si(OR<SP>2</SP>)<SB>4-m</SB>) (I)(式中、R<SP>1</SP>およびR<SP>2</SP>は、同一でも異なってよく、各々炭素数が多くとも18個の炭化水素基であり、mは0または1〜3の整数であり、nは0.01≦n<1の値である。)で示される塩化マグネシウム・アルコキシシラン付加物を含み、沸騰ジクロロエタン下に抽出されるアルコキシシラン化合物が、全体のアルコキシシラン化合物の70重量%よりも低いことを特徴とする固体物質、(2)電子供与性化合物、および(3)チタン化合物を接触させることにより得られる固体触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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