特許
J-GLOBAL ID:200903024035032934

コンクリート部材の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-281949
公開番号(公開出願番号):特開2000-096834
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 既存のコンクリート部材の曲げに対する補強を、良好な作業性で経済的に行なう。【解決手段】 補強の対象となる橋脚2の側面に、鉛直方向に繊維が通った補強用繊維シート24aを貼着する。この補強用繊維シートの下端部付近は、鋼ブロック部材25に巻き付けるように貼着する。この鋼ブロック部材は、橋脚の周方向に複数の部分に分割されたものであり、周方向に巻き回した補強用繊維シート28によって上記橋脚の側面に締め付ける。また、この鋼ブロック部材は、橋脚2を支持するフーチング1に一端が埋設固着されたアンカー部材26と連結する。これにより、曲げによる引張応力が、補強用繊維シート24aから鋼ブロック部材25を介してフーチング1に伝達され、橋脚2のフーチング1との接合部が曲げに対して補強される。上記鋼ブロックを橋脚の周方向に締め付ける補強用繊維シートに代えて、緊張材を周方向に配置し、引張力を導入してもよい。
請求項(抜粋):
補強の対象となる第1のコンクリート部材の表面に貼着された補強用繊維シートと、この補強用繊維シートの端部が巻き付けるように接着された角型の断面の鋼管部材と、前記第1のコンクリート部材と接合された第2のコンクリート部材に一部が埋め込まれ、前記鋼管部材を該第2のコンクリート部材と連結するアンカー部材とを有することを特徴とするコンクリート部材の補強構造。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00
FI (3件):
E04G 23/02 D ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00
Fターム (5件):
2D059AA03 ,  2D059GG01 ,  2D059GG40 ,  2E176AA04 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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