特許
J-GLOBAL ID:200903024035881923

ガス漏れ警報器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109556
公開番号(公開出願番号):特開平11-306463
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 従来のガス漏れ警報器は、その機能が予め設定されており、設置状況等に応じて変更することができなかった。【解決手段】 ガス漏れ警報器に、別の目的で構成された自動検針システムや遠方監視用のセンタシステムとの通信手段を備えるとともに、ガス漏れ警報器で検出したガス濃度および警報動作の情報をセンタに送信する手段を備える。また、センタからの指示に従って、新たに受信した情報にもとづく音声の出力をしたり、受信した情報を利用することで個々の警報器には持っていない新たな機能を発揮する。また、センタから受信した情報は不揮発性メモリ内に記憶することで、繰返し使用が可能である。
請求項(抜粋):
雰囲気中のガス濃度を検出する1以上のガスセンサと、警報出力の判定基準となるガス濃度レベルを記憶した記憶手段と、検出されたガス濃度が記憶されているガス濃度レベルを越えたか否かを判別する判別手段と、ガス濃度が所定濃度を越えたと判別された場合に音声または/および表示により警報を出力する警報出力手段と、を備えたガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器と監視センタとの間を接続する通信回線と、ガス漏れ警報器の動作情報をガス漏れ警報器から通信回線を介して監視センタへ送信する伝送手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項2】 請求項1記載のガス漏れ警報器において、監視センタにあってガス漏れ警報器から送られてきた動作情報にもとづき前記ガス漏れ警報器への指示情報を作成する手段と、監視センタで作成された指示情報を通信回線を介してガス漏れ警報器へ送信する伝送手段と、監視センタからガス漏れ警報器に送られてきた指示情報をガス漏れ警報器内の記憶手段に格納するとともにその指示情報にもとづいてガス漏れ警報器を作動させる手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項3】 請求項1または請求項2記載のガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器により監視センタへ送られる動作情報として、ガスの種類、ガスの検出濃度、ガス濃度の増加率の各値の全てまたは一部としたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項4】 雰囲気中のガス濃度を検出する1以上のガスセンサと、警報出力の判定基準となるガス濃度レベルを記憶した記憶手段と、検出されたガス濃度が記憶されているガス濃度レベルを越えたか否かを判別する判別手段と、ガス濃度が所定濃度を越えたと判別された場合に音声または/および表示により警報を出力する警報出力手段と、ガス漏れ警報器と監視センタとの間を接続する通信回線と、監視センタからガス漏れ警報器へ動作信号を送信する手段と、監視センタからガス漏れ警報器へ送られた動作信号にもとづき警報器に予め記憶しておいた音声情報または/および表示情報を再生または/および表示動作させる手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項5】 雰囲気中のガス濃度を検出する1以上のガスセンサと、警報出力の判定基準となるガス濃度レベルを記憶した記憶手段と、検出されたガス濃度が記憶されているガス濃度レベルを越えたか否かを判別する判別手段と、ガス濃度が所定濃度を越えたと判別された場合に音声または/および表示により警報を出力する警報出力手段と、を備えたガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器と監視センタとの間を接続する通信回線または別のローカル的に通信する通信手段と、前記監視センタあるいはローカルからガス漏れ警報器へ送られた情報を受信する受信手段と、ガス漏れ警報器に受信された情報にもとづき、音声情報および表示情報それらの制御情報を一括あるいは分割してガス漏れ警報器の持つ機能として設定する機能設定手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のガス漏れ警報器において、通信手段として無線機を用いたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項7】 請求項6記載のガス漏れ警報器において、無線機の通信タイミングとして、プレアラーム動作時、警報動作時、警報値を超えた1以上の所定レベルに到達する度毎としたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項8】 請求項6または請求項7記載のガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器と通常の交信をする無線機とは別に配設した予備の無線機と、この予備の無線機がガス漏れ警報器と通常の交信をする無線機との交信を監視して、ガス漏れ警報器からの送信が一定回数あるいは一定時間以上通常の交信をする無線機に受信されない場合に、予備無線機を作動させて新たにガス漏れ警報器側の無線機と無線交信を開始することにより迂回通信回線を構築する手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項9】 請求項6または請求項7記載のガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器と通常の交信をする無線機とは別に配設した予備の無線機と、ガス漏れ警報器からの送信が一定回数あるいは一定時間以上通常の交信をする無線機に受信されない場合に、ガス漏れ警報器から予備の無線機に対して通信相手情報を送ることにより予備無線機を作動させて迂回通信回線を構築する手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器に無線機を内蔵したことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項11】 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のガス漏れ警報器において、警報動作の開始とともにガスの供給を停止する手段と、警報動作の開始とともに監視センタへ異常の発生を通知した後その通知に対する監視センタからガス遮断の指示にもとづきガスの供給を停止する手段と、警報動作を開始して一定時間経過後にガスの供給を停止する手段と、の中のいずれか一つを備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のガス漏れ警報器において、ガスセンサに検出されたガス濃度レベルの単位時間当たりの変化からガス濃度増加率を算出する手段と、算出されたガス濃度増加率の値にもとづきより高い警報レベルへの到達の有無を予測し、より高い警報レベルへの到達が予測される場合はその予測結果を監視センタへ送信する手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のガス漏れ警報器において、監視センタとの通信回線に、ガスメータの自動検針または遠方監視用通信システムを用いたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項14】 雰囲気中のガス濃度を検出する1以上のガスセンサと、警報出力の判定基準となるガス濃度レベルを記憶した記憶手段と、検出されたガス濃度が記憶されているガス濃度レベルを越えたか否かを判別する判別手段と、ガス濃度が所定濃度を越えたと判別された場合に音声または/および表示により警報を出力する警報出力手段と、を備えたガス漏れ警報器において、ガスセンサに検出されたガス濃度レベルの単位時間当たりの変化からガス濃度増加率を算出する手段と、算出されたガス濃度増加率の値にもとづきより高い警報レベルへの到達の有無を予測し、より高い警報レベルへの到達が予測される場合はその旨の警報を出力する予測手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項15】 請求項14記載のガス漏れ警報器において、ガス濃度増加率算出手段および警報出力手段の動作/非動作を選択するための指令を入力するスイッチと、このスイッチの開閉信号にもとづき前記ガス濃度増加率算出手段および警報出力手段の動作/非動作の設定をする手段と、を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。【請求項16】 請求項13または請求項14または請求項15記載のガス漏れ警報器において、ガス漏れ警報器に外部通信手段を設けるとともに、外部通信手段を用いて、音声情報、警報動作レベル情報、警報表示情報、警報動作に予測手段の追加情報のすべてまたはその一部の機能を変更または追加する手段を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。
IPC (5件):
G08B 21/00 ,  G01N 27/12 ,  G01N 27/16 ,  G08B 25/00 510 ,  G08B 25/08
FI (5件):
G08B 21/00 W ,  G01N 27/12 A ,  G01N 27/16 Z ,  G08B 25/00 510 F ,  G08B 25/08 A

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