特許

J-GLOBAL ID：200903024040115627

ニトリル化合物の製造方法及びオルソエステル誘導体

発明者： 岩崎 史哲 ,  寺尾 啓二 ,  谷 昇平 ,  福沢 信一
出願人/特許権者： 株式会社トクヤマ ,  ワッカー・ケミー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
代理人 (1件)： 鈴木 郁男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-056657
公開番号（公開出願番号）：特開平10-251250
出願日： 1997年03月11日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 メチレンジオキセパンを用いたニトリル化合物の工業的製造方法及びその中間体である新規なオルソエステル誘導体を提供する。【解決手段】 下記式(1)【化1】(但し、R1は置換されていてもよいアルキル基、アルケニル基、アラルキル基又はアリール基である。)であるアルドキシム化合物、例えば、3-フェニルプロパンアルドキシムに2-メチレン-1,3-ジオキセパンを反応させることによって下記式(2)【化2】で示されるオルソエステル誘導体、例えば、2-メチル-2-(1-オキソ-2-アゾ-5-フェニル-2-ペンテニル)-1,3-ジオキセパンを得た後、該オルソエステル誘導体と酸を接触させることを特徴とするニトリル化合物、例えば、フェニルプロピオニトリルの製造方法及び上記式(2)で示されるオルソエステル誘導体。

請求項（抜粋）：

下記式(1)【化1】(但し、R1 は置換されていてもよいアルキル基、アルケニル基、アラルキル基又はアリール基である。)であるアルドキシム化合物と2-メチレン-1,3-ジオキセパンとを反応させることによって、下記式(2)【化2】(但し、R1 は一般式(1)と同様である。)で示されるオルソエステル誘導体を得た後、該オルソエステル誘導体と酸を接触させることを特徴とする、下記式(3)【化3】(但し、R1 は一般式(1)と同様である。)で示されるニトリル化合物の製造方法。

IPC (7件)：

C07D321/06 ,  C07C253/00 ,  C07C255/03 ,  C07C255/07 ,  C07C255/33 ,  C07C255/34 ,  C07C255/50

FI (7件)：

C07D321/06 ,  C07C253/00 ,  C07C255/03 ,  C07C255/07 ,  C07C255/33 ,  C07C255/34 ,  C07C255/50