特許
J-GLOBAL ID:200903024043122810

内燃機関用点火コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214943
公開番号(公開出願番号):特開平10-289831
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 点火コイル内の絶縁破壊を防止し、所望の高電圧を発生する点火コイルを提供する。【解決手段】 点火コイル10の収容室11aに、コア12、磁石13、14、二次スプール21、二次コイル22、一次スプール23、一次コイル24、補助コア25等が収容されており、収容室11aにはエポキシ樹脂26が充填されている。各スプールを成形する樹脂材料中にスプールのじん性を高めるためにゴム成分を5重量%以上含有して成形されているので、低温時においても各コイルに接着した状態で亀裂を生じることなくスプールが膨張および収縮を繰り返す。したがって、コイルを構成する線材間においてスプールの亀裂に沿って放電が発生することを防止できる。さらに、高電圧を発生する二次コイル22とコア12との間で放電が発生することを防止し、二次コイル22とコア12との間で絶縁破壊が発生することを防止できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の点火装置に印加する高電圧を発生する内燃機関用点火コイルであって、棒状のコアと、前記コアの外周に巻回された一次コイルおよび二次コイルと、前記一次コイルを巻回する一次スプール、および前記二次コイルを巻回する二次スプールと、前記点火コイル内に充填された樹脂絶縁材と、前記一次スプールおよび前記二次スプールのうち少なくとも内周側に配設されるスプールを成形する樹脂材料は、ゴム成分を5重量%以上含有し、かつ塑性変形を抑制する補強材を含有していることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
IPC (2件):
H01F 38/12 ,  H01F 27/32
FI (3件):
H01F 31/00 501 E ,  H01F 27/32 B ,  H01F 31/00 501 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-144217
  • 特開昭61-158116
  • 内燃機関用点火コイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-011901   出願人:日本電装株式会社
全件表示

前のページに戻る