特許
J-GLOBAL ID:200903024046676515

表面性状の優れた焼付硬化型冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169543
公開番号(公開出願番号):特開平8-033948
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 従来技術の欠点を解消して、添加元素の制限、材質の劣化やコストの上昇を招くことなく、表面性状の優れた焼付硬化型冷延鋼板を製造する為の有用な方法を提供する。【構成】 C:0.001〜0.008%、,Mn:0.05〜2.0%,Al:0.01〜0.1%,S:0.02%以下,N:0.005%以下を夫々含み、且つTiおよびNbの1種または2種を所定の関係を満足する量で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる冷延鋼板を製造するに際して、連続鋳造時の条件を各々、鋳造速度をV(m/min)、鋳型振幅をa(m)、鋳型振動数をn(min-1)としたときに、a≦0.006(m)で、且つ下記(2)式で表わされる時間t(min)が0.1≦(60/n)-120t≦0.22(sec)を満足する条件で連続鋳造する。t(min)=(1/2πn)・cos-1・(-V/2aπn) ...(2)
請求項(抜粋):
C:0.001〜0.008%(重量%の意味、以下同じ),Mn:0.05〜2.0%,Al:0.01〜0.1%,S:0.02%以下(0%を含む),N:0.005%以下(0%を含む)を夫々含み、且つTiおよびNbの1種または2種を下記(1)式の関係を満足する量で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる冷延鋼板を製造するに際して、連続鋳造時の条件を各々、鋳造速度をV(m/min)、鋳型振幅をa(m)、鋳型振動数をn(min<SP>-1</SP>)としたときに、a≦0.006(m)で、且つ下記(2)式で表わされる時間t(min)が下記(3)式の関係を満足する条件で連続鋳造することを特徴とする表面性状の優れた焼付硬化型冷延鋼板の製造方法。 0.0005%≦[C(%)-Ti*(%)/4-Nb(%)/7.75] ≦0.0025% ...(1)但し、Ti*(%)=Ti(%)-1.5S(%)-3.43N(%)で、Ti*(%)<0のときは、Ti*=0とする。 t(min)=(1/2πn)・cos<SP>-1</SP>・(-V/2aπn)...(2) 0.1≦(60/n)-120t≦0.22(sec) ...(3)
IPC (6件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/16 105 ,  B22D 11/20 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14

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