特許
J-GLOBAL ID:200903024049195461

セントルの自動セット方法とそれに使用するセントルの自動セット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-195489
公開番号(公開出願番号):特開平7-026897
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 コンクリート打設時のセントルの位置調整をできるだけ電動化して、その調整時間の短縮を可能にすること。【構成】 セントル3に、その幅方向の傾きを検知する横傾斜計10と、その前後方向の傾きを検知する前後傾斜計11と、セントル3の移動方向手前側の周縁7にものが当たるとそれを感知し且つそれがセントル3の幅方向のどちら側に当たっているかを判別する接触センサ12と、セントル3のセット開始の指令を送ると、横傾斜計10、前後傾斜計11、接触センサ12の検知データに基づいて昇降用電動ジャッキ4と電動横送り装置5とに指令を送り、昇降用電動ジャッキ4と電動横送り装置5とを可動させる制御装置13とがある。
請求項(抜粋):
トンネル(1)内を移動する門型構(2)の上にセットされるセントル(3)を、同セントル(3)と門型構(2)との間に取り付けられた昇降用電動ジャッキ(4)と同昇降用電動ジャッキ(4)をセントル(3)の幅方向に横スライドさせる電動横送り装置(5)により所望方向に可動させて、同セントル(3)をトンネル(1)の内壁面との間にコンクリート打設用の空隙(6)を設けるようにセットするセントルのセット方法において、以下の?@〜?Eの作業工程を行うことを特徴とするセントルの自動セット方法。?@.前記空隙(6)へのコンクリート打設終了の度に、セントル(3)の側面部を内側に収縮させ、天端部を降下させてセントル(3)を打設したコンクリートから離脱する工程。?A.その状態でセントル(3)を門型構(2)によりトンネル(1)の奥へ進行させると共に、同セントル(3)の進行方向後方側の周縁(7)が打設済コンクリート(8)の先端部(9)と上下にオーバーラップする位置に停止させる工程。?B.セントル(3)の前後方向の向きとトンネル(1)の向きとを一致させる工程。?C.前記昇降用電動ジャッキ(4)がセントル(3)に設けた横傾斜計(10)の検知データに基づいてセントル(3)をその幅方向の傾きが所定の角度になるように可動させて同セントル(3)の幅方向の傾きを自動的に調整する工程。?D.前記昇降用電動ジャッキ(4)がセントル(3)に設けた前後傾斜計(11)の検知データに基づいてセントル(3)をその前後方向の傾きが所定の角度になるように可動させて同セントル(3)の前後方向の傾きを自動的に調整する工程。?E.前記昇降用電動ジャッキ(4)がセントル(3)を平行に上昇させて、セントル(3)の前記周縁(7)に設けた接触センサ(12)が打設済コンクリート(8)の先端部(9)との接触を感知したところでセントル(3)の上昇を停止させる工程。
IPC (2件):
E21D 11/10 ,  E04G 11/34

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