特許
J-GLOBAL ID:200903024058336531
量子通信方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078858
公開番号(公開出願番号):特開平11-346211
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 量子ビットのテレポーテェイションの考え方を実現できる量子通信方法及び装置を提供する。【解決手段】 光子を順次発生させ、この順次発生する光子からそれぞれ送信しようとする情報に応じて偏光状態が変化された第1の光子を、またそれぞれ量子力学的に互いに相関する偏光を有する第2と第3の光子を発生させる。送信者は、同時に現れる第1と第2の光子の偏光状態をそれぞれ順次測定してその測定結果を古典通信路を介して受信者に送信し、一方、受信者は、第2の光子と量子力学的に相関して現れる第3の光子の偏光状態を順次測定し、その測定結果と送信者から送信される測定結果から第1の光子の偏光状態の係数を再現し送信者が送信しようとした情報を取り出す。第1の光子のx、y方向の偏光成分の絶対値に含まれる情報並びにその位相差に含まれる情報を取り出すことができ、盗聴から高度に保護された量子通信が可能になる。
請求項(抜粋):
量子状態を送信者から受信者に送信する量子通信方法において、光子を順次発生させ、前記順次発生する光子からそれぞれ送信しようとする情報に応じて偏光状態が変化された第1の光子を発生させ、前記順次発生する光子からそれぞれ量子力学的に互いに相関する偏光を有する第2と第3の光子を発生させ、送信者は、同時に現れる第1と第2の光子の偏光状態をそれぞれ順次測定してその測定結果を古典通信路を介して受信者に送信し、受信者は、第2の光子と量子力学的に相関して現れる第3の光子の偏光状態を順次測定し、その測定結果と送信者から送信される測定結果から第1の光子の偏光状態の係数を再現し送信者が送信しようとした情報を取り出すことを特徴とする量子通信方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L 9/00 691
, H04B 9/00 Z
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