特許
J-GLOBAL ID:200903024058508502

加熱調理殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧 哲郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-064778
公開番号(公開出願番号):特開平11-244143
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 業務用の大容量の釜を撹拌せずに温度均一に加熱し、加熱調理の自動制御を高精度に行うことを目的とする。【解決手段】 加圧減圧自在な密閉式の釜の内部に多数のノズルを分散配置し、これらのノズルに接続する供給管に、冷却水供給源と、熱水供給源と、調味液供給源と、蒸気供給源と、過熱蒸気供給源と、加熱窒素供給源とを切換え手段を介して択一的に接続し、さらに釜内に循環する冷却水、または熱水、または調味液の加熱及び冷却用の熱交換機を循環系に介在し、釜には釜内の温度を検出する温度センサと、食材の品温を検出する品温センサと、釜内の圧力を検出する圧力センサとを設置し、シーケンサプログラムに沿ってこれらのセンサ出力にもとづきノズルより、加熱または冷却した調味液、熱水、蒸気、過熱蒸気、過熱窒素若しくは冷却水を順次供給し、圧力調整された釜内の食材を調理殺菌することを特徴とする。
請求項(抜粋):
加圧減圧自在な密閉式の釜の内部に多数のノズルを分散配置し、釜には機外に通ずる排出口を設け、前記ノズルに接続する供給管に熱交換機の出口側を接続すると共に、熱交換機の入口側に釜底部の戻し口を接続して釜と熱交換機との間に循環路を形成し、この循環路に水供給源と調味液供給源を切換え可能に接続する一方、冷却水供給源と、蒸気供給源と、過熱蒸気供給源と、加熱窒素供給源とのいずれかを、前記供給管に対し、前記熱交換機の出口側とは切換え可能に接続し、さらに釜には、釜内の温度を検出する温度センサと、食材の品温を検出する品温センサと、釜内の圧力を検出する圧力センサと、窒素濃度を検出するセンサを設置し、しかして制御部のシーケンサプログラムに沿って前記センサの検出出力にもとづき前記ノズルより温度調整された調味液、水、蒸気、過熱蒸気、加熱窒素、または冷却水を、圧力調整された釜内の食材に順次浴びせて調理殺菌することを特徴とする加熱調理殺菌装置。

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