特許
J-GLOBAL ID:200903024068372234

直流電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-075682
公開番号(公開出願番号):特開平8-275389
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 複数並列に接続された電流制御型直流電源回路の数台が異常となった場合に、焼損等の破損を起こす前に異常を検出し、電流制御型直流電源回路を停止させ損傷程度を極力押えることのできる直流電源装置を得ることを目的とする。【構成】 負荷装置が消費する総電流値から1台当たりの許容電流を算出する電流値設定回路と、各電流制御型直流電源回路の出力電流とを比較する電源異常判定回路から構成される。【効果】 従来の直流電源装置に簡単な回路を付加するだけで、焼損等の破損を起こす前に異常を検出し、損傷程度を極力押えることのできる安全性に優れた直流電源装置を得る効果がある。
請求項(抜粋):
一次電源からの入力電流を遮断するリレー回路と、入力電流を平滑するコンデンサと、前記一次電源とコンデンサからの電流をトランスを介してスイッチングするトランジスタと、前記トランジスタを駆動するための駆動回路と、前記トランスの2次側に接続され電流を整流する整流ダイオードと、整流ダイオードからの電流を平滑するためのチョークコイルおよびコンデンサと、前記チョークコイルの出力電流を検出し所定の電流値以上電流が流れないよう前記トランジスタのスイッチングオン幅を制御する電流制御回路と、前記コンデンサの端子間電圧が所定の電圧となるように前記トランジスタのスイッチングオン幅を制御する電圧制御回路と、前記電流制御回路と電圧制御回路に接続され前記トランジスタのオン幅を決定するパルス幅制御回路と、前記電流制御回路からの信号を受け前記リレー回路をオフさせるリレー駆動回路からなる電流制御型直流電源回路を、複数並列に接続して負荷装置に電力を供給し、複数接続された前記電源回路の異常を監視する異常モニタ回路を持った直流電源装置において、前記負荷装置の入力段にて電流を検出する電流検出回路と、検出した電流値から1台当たりの出力電流の上限を決定する第1の減衰器と、1台当たりの出力電流の下限を決定する第2の減衰器とからなる電流値設定回路と、第1の減衰器の出力と前記電源回路の電流制限回路からの出力とを比較する第1の比較器と、第2の減衰器の出力と前記電流制限回路からの出力とを比較する第2の比較器と、第1の比較器と第2の比較器の出力の論理和を取るOR回路なる電源異常判定回路と、複数台並列に接続された前記電源回路の内のどれが異常かを識別する異常電源表示回路を異常モニタ回路中に備えたことを特徴とする直流電源装置。
IPC (4件):
H02J 1/00 306 ,  G05F 1/00 ,  H02H 3/10 ,  H02M 3/28
FI (5件):
H02J 1/00 306 F ,  G05F 1/00 F ,  H02H 3/10 D ,  H02M 3/28 C ,  H02M 3/28 W

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