特許
J-GLOBAL ID:200903024068858102

蓄熱機能を有したケミカルヒートポンプ冷凍システムとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 泰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357177
公開番号(公開出願番号):特開平6-193993
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 蓄熱機能を有したケミカルヒートポンプを提供し、効率的な運転のできるコージェネレーションシステム構築を可能ならしめる。【構成】 吸着式冷凍機1の吸着塔6または吸収式冷凍機の吸収器と蓄熱槽4とを第1の通路開閉手段22を介して接続する。蓄熱槽4内には、吸着式冷凍機1または吸収式冷凍機の冷媒と同一の液体を蓄熱材として貯溜してあり、第1の通路開閉手段22を開放すれば、吸着塔6または吸収器が蓄熱槽4内の蓄熱材を吸着して、蓄熱槽4内の蓄熱材を氷に変え、蓄熱がなされる。また、蓄熱した冷熱を取り出すときは、第1の通路開閉手段22閉鎖と共に、第2の通路開閉手段22を開放して、蓄熱器用蒸発器3表面の冷媒を蓄熱槽4内の蓄熱材表面で凝縮させ、このとき蓄熱器用蒸発器3より発生する冷熱を利用する。
請求項(抜粋):
吸着器及び再生器として作動する吸着塔を複数基使用し、各吸着塔内を冷媒が循環可能なる如く凝縮器及び蒸発器に接続すると共に、少なくとも1基の吸着塔が他と異なる工程となる如く吸着、脱着工程切換運転される吸着式冷凍機と、該吸着式冷凍機の1基の吸着塔に対し第1の通路開閉手段を介して接続された蓄熱槽よりなり、蓄熱槽内には、吸着式冷凍機の冷媒と同一の液体が蓄熱材として貯溜されていることを特徴とする蓄熱機能を有したケミカルヒートポンプ冷凍システム。

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