特許
J-GLOBAL ID:200903024070714185

炭素質予備成形体とその製造方法並びに燃料電池用電極基板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158615
公開番号(公開出願番号):特開平5-325984
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 均質な炭素質予備成形体を圧縮成形した後、焼成し、ガス透過性、電気伝導性、機械的強度、柔軟性及び切削加工性に優れると共に、細孔とその分布がコントロールされた燃料電池用電極基板を得る。【構成】 炭素繊維化可能な繊維又は炭素繊維の短繊維10〜60重量%、炭化収率40〜85重量%の結合剤10〜60重量%、有機粒状物質15〜60重量%、およびパルプおよび/または抄紙用バインダー10〜30重量%を用い、抄紙構造を有する予備成形体とする。その後、予備成形体を加熱加圧成形することにより、有機粒状物質の偏析がなく均質な成形体を得ることができる。この成形体を炭化又は黒鉛化することにより、燃料電池用電極基板が得られる。有機粒状物質として熱により軟化しない熱硬化性樹脂の硬化物を用いると、より優れた性能を有する電極基板が得られる。
請求項(抜粋):
炭素繊維化可能な繊維又は炭素繊維の短繊維、炭化収率40〜85重量%の結合剤、炭化収率30重量%以下の有機粒状物質、および繊維状バインダーを含む抄紙構造の炭素質予備成形体。

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