特許
J-GLOBAL ID:200903024073932507

映像放送システムおよび受像機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263989
公開番号(公開出願番号):特開平10-112829
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 広告映像の排除行為を無くし、付加価値情報提供の差別化や広告映像のきめ細かな視聴率を把握できる映像放送システム及び受像機を提供する。【解決手段】 地上波やCATV等の映像信号の広告映像20、30中に、付加価値情報をスクランブル又は暗号化したサブリミナル映像10として放送局側で挿入する。受像機側では、通常は不可視のサブリミナル映像を視聴者のID/パスワード入力を条件として可視映像40に復号化し、これをサブリミナル映像10の前後の広告映像20又は30と合成し、組み合わせ映像50として表示する。視聴者は、組み合わせ映像50により、付加価値情報が得られるので、広告映像に対してチャネル切換等の排除行為が無くなる。一方広告主は、視聴者のID/パスワードの問い合わせの集計により、実際の広告映像に対する視聴率状況をきめ細かに把握可能となる。
請求項(抜粋):
放送局側から映像信号を電波またはケーブルで視聴者の受像機側に送信する映像放送システムにおいて、放送局側には、映像信号にスクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像信号を挿入する手段を備え、受像機側には、受信した映像信号の中から前記スクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像を抽出する手段と、前記抽出されたスクランブルまたは暗号化されたサブリミナル映像を許可信号が入力されたことを条件として復号化する手段と、前記復号化したサブリミナル映像を前後の映像と合成して表示する手段と、前記許可信号を入力する手段と、を備える、ことを特徴とする映像放送システム。

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