特許
J-GLOBAL ID:200903024084166431

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270056
公開番号(公開出願番号):特開平10-115241
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 パージ制御バルブの製造バラツキや経年変化による流量特性変化を補償し、蒸発燃料混合気流量の変動による空燃比制御性の悪化を防止する。【解決手段】 空燃比フィードバック(F/B)制御中でエバポパージ中であり、且つ、エバポ濃度が設定値より高いとき、現在の運転領域に応じて学習値GKDTの更新量であるデューティ補正係数HOSを設定し、このデューティ補正係数HOSを学習値GKDTの前回の値に加算して学習値GKDTを更新する。そして、全パージ実行領域で空燃比制御性を維持しながら一定のパージ率とするためのCPCバルブ14の基本デューティに無効デューティを加算した値を上記学習値GKDTで補正して最終的なデューティを設定し、CPCバルブを駆動することで、CPCバルブの製造バラツキや経年変化による流量特性変化を補償し、蒸発燃料混合気流量の変動による空燃比制御性の悪化を防止する。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料を貯溜するキャニスタと吸気系とを連通するパージ通路にパージ制御バルブを介装し、このパージ制御バルブのバルブ開度を制御して蒸発燃料混合気をパージするエンジンの蒸発燃料処理装置において、上記パージ制御バルブに対する制御指令値の低開度域における無効分を、運転領域毎の空燃比の変化に基づいて学習補正する手段と、上記パージ制御バルブに対する制御指令値を、吸入空気量に対する上記蒸発燃料混合気のパージ流量を一定とするための基本値と、上記学習補正した無効分とに基づいて設定する手段とを備えたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (4件):
F02D 41/02 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02M 25/08 301
FI (4件):
F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/14 310 C ,  F02D 41/14 310 H ,  F02M 25/08 301 J

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