特許
J-GLOBAL ID:200903024085254873

車室内騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193148
公開番号(公開出願番号):特開平7-030347
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 エンジン回転数に依存して発生するエンジンノイズ及びこもり音の抑圧をなし得る車室内騒音低減装置の実現と、カーオーディオシステムのDSPとの共用化を図ることによるコストダウンの実現。【構成】 マイクロコンピュータ10は車の走行状態に応じてこもり音及びエンジン音(以下、騒音)抑圧動作を制御・実行する。具体的には、エンジン回転数検出器3からの信号を監視し、エンジンが作動中の場合に車の走行状態が、?@車が停止している場合、?A車が加速中の場合、?B定速状態で走行中の場合、の3状態の何れかであるかを判断して騒音の抑圧制御等を実行して、マイクロフォン2からの出力が最小になるように騒音抑圧に必要な騒音抑圧用周期信号を出力する。出力された騒音抑圧用周期信号は方形波であるためLPF15を通して正弦波に近似する波形とし、アンプ17を介し加算器18,19を経てスピーカ20,21から出力され、車室内の騒音を打ち消して抑圧する。また、マイクロコンピュータ10は車が加速中の場合にDSP9にこもり音抑圧処理を実行させる。
請求項(抜粋):
音響信号再生系と、音響信号再生系からの音響信号を処理するデジタル信号処理部と、デジタル信号処理部の出力から音響を再生する音響再生部とを有する車載用音響再生装置において、車のエンジン回転を検知して検出信号を出力するエンジン回転数検出手段と、車速から車速信号を得る車速信号検出手段と、騒音抑圧用周期信号に基づく騒音抑圧周波数成分により抑圧された車室内の音を入力し音信号として出力し、該音信号から非抑圧騒音成分を検出し誤信号として出力する非抑圧騒音成分検出手段と、前記エンジン回転数検出手段からの検出信号及び前記速度検出手段からの車速信号に基づいて車の走行状態を判定して該走行状態に対応する騒音抑圧処理を実行し、前記騒音抑圧用周期信号を出力すると共に前記非抑圧騒音成分検出手段からの誤信号を最小にするよう、出力する騒音抑圧用周期信号を制御する制御部と、を有し、前記車室内の音のうちエンジン回転数に依存するこもり音及びエンジン騒音を前記騒音抑圧周波数成分の再生音により抑圧することを特徴とする車室内騒音低減装置。
IPC (3件):
H03G 3/32 ,  B60R 11/02 ,  H03G 3/34
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-009699
  • 特開昭59-009699
  • 特開昭3-203497
全件表示

前のページに戻る