特許
J-GLOBAL ID:200903024086639566

ATM伝送方式を用いたパケット多重・転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282018
公開番号(公開出願番号):特開平11-122259
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 受信パケット毎に行われるCPU処理と従来のSAR処理を介することなくATM伝送方式を用いたパケット多重・転送装置を提供する。【解決手段】 送信、受信パケットのディスクリプタを同一形式とし、その中に、受信セルのVPI/VCI値と、送信VPI/VCI値を格納したパス参照テーブルの索引を持ち、送信処理待ちパケットとCPUの受信処理待ちパケットのディスクリプタを送信、受信別にキューイングし、パケットを構成する最初のセルに存在するネットワークレイヤのアドレスをキーにして、そのアドレスと出力VPI/VCIの関係を示すルーティングテーブルを参照し、パス参照テーブルを書き換える手段と、パケット受信の完了後に、CPUの受信処理待ちキューに搭載せず、送信処理待ちのキューの末尾にエンキューし、複数方路からのATMセルを、パケットのアドレスをもとに出力方路を決め、パケット多重・転送する。
請求項(抜粋):
ATMセルの形式により送受信されるネットワークレイヤのパケットであり、複数のVP/VCから到着するパケットを、1本のVCにパケットレベルで多重し、あるいはパケットの持つネットワークレイヤのアドレスに基づいて所望の宛先VP/VCに載せかえて送信するATM伝送方式を用いたパケット多重・転送装置において、メモリに格納される送信、受信のパケットのアドレス、種別を示すディスクリプタを、送信、受信とも同様のフォーマットとし、ディスクリプタの中に、受信セルの持つVPI/VCIの値と、前記セルが送信される際に持つべきVPI/VCIの値を予め格納したパス参照テーブルのインデックスを持ち、送信処理待ちのパケットとCPUの受信処理待ちのパケットの順番を管理するためにディスクリプタを送信、受信別にキユーイングする手段と、複数のVP/VCから到着したATMセルを、1つもしくは複数のVP/VCにパケットレベルで多重するため、CPUの受信処理待ちパケットのキューに搭載する代わりに、送信処理待ちパケットのキューの末尾に、CPUを介することなく、エンキューする手段を有することを特徴とするATM伝送方式を用いたパケット多重・転送装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 F ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 E
引用特許:
審査官引用 (1件)

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