特許
J-GLOBAL ID:200903024108974356

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015112
公開番号(公開出願番号):特開平11-204128
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の運転効率向上を図る上で、構成の簡略化と装置の小型化並びにコスト低減を図る。【解決手段】 積層された各単セル11は、ガス拡散電極16(アノード)をその電極面に沿って通過する空気(電極通過空気)の排出経路26aに、流量調整機構40を有する。この流量調整機構40は、電極通過空気に晒され当該空気の湿度に応じて伸縮するガス湿度感応材41と、このガス湿度感応材41に支持され端部傾斜面12bに沿って移動可能なガス遮蔽材42を有する。従って、セル電極14に空気が供給されると、ガス湿度感応材41はこの空気の湿度に応じて自発的に伸縮し、この伸縮に伴って、ガス遮蔽材42は端部傾斜面12bに沿って移動する。このため、ガス遮蔽材42の遮蔽部44とセパレータ12の端部下面12aとの間の間隙、即ち排出経路26aの開口幅がKaからKb、Kcのように変化し、アノードを通過する空気の流量が調整される。
請求項(抜粋):
電解質をガス拡散電極で挟持した燃料電池であって、前記ガス拡散電極に燃料ガスを供給するための供給マニホールドと、前記ガス拡散電極の電極面に亘るガス供給路を形成する供給路形成手段と、前記ガス拡散電極からの燃料ガスを排出するための排出マニホールドとを有し、前記供給マニホールドから前記ガス供給路に前記燃料ガスを導くよう前記電極面に沿って開口したガス入口と、前記ガス供給路から前記排出マニホールドに前記燃料ガスを導くよう前記電極面に沿って開口したガス出口の少なくとも一方に、燃料ガスの通過流量を調整する流量調整手段を備え、該流量調整手段は、通過する燃料ガスに晒され、該燃料ガスの性状の変化に応じて自ら前記ガス入口又は前記ガス出口の開度を調整する調整機構を有することを特徴とする燃料電池。
FI (2件):
H01M 8/24 R ,  H01M 8/24 M

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