特許
J-GLOBAL ID:200903024109957226

車両のトラクションコントロール制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202566
公開番号(公開出願番号):特開平7-034917
出願日: 1993年07月23日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 排気系に排気ガス浄化用の触媒コンバータを有するエンジンが搭載された車両のトラクションコントロール制御装置において、エンジン出力の制御によるトラクションコントロールと触媒コンバータの保護とを高い水準で両立させることを目的とする。【構成】 エンジン制御テーブルとして、11段階の制御レベルに対応して燃料カット数と点火時期のリタードとを設定した基本テーブルと、上記基本テーブルから点火時期のリタードを除外した第1補正テーブルと、制御パターンを5段階に粗分けした第2補正テーブルと、制御パターンを3段階に粗分けした第3補正テーブルとを設定する。そして、これらのテーブルを、燃料のオクタン価とエンジン回転数と吸入空気圧とをパラメータとして、触媒コンバータ25に導入される排気ガス中の未燃成分が減少する方向に選択するようにする。
請求項(抜粋):
排気系に排気ガス浄化用の触媒コンバータを有するエンジンが搭載された車両に適用されて、車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、該検出手段で検出された車輪速に基づいて駆動輪のスリップ量を算出するスリップ量算出手段と、駆動輪の過剰スリップ時に上記スリップ量算出手段で算出されたスリップ量に相関する所定のパターンに従ってエンジン出力を低減させるエンジン出力制御手段とが備えられた車両のトラクションコントロール制御装置であって、エンジンに現在供給されている燃料の当該エンジン用の指定燃料に対するオクタン価の相違量を検出するオクタン価相違量検出手段と、該検出手段により検出される燃料のオクタン価の相違量が所定値以上小さいときに、上記触媒コンバータに導入される排気ガス中の未燃成分を減少させる方向にエンジン出力低減パターンを変更するエンジン出力低減パターン変更手段とが設けられていることを特徴とする車両のトラクションコントロール制御装置。
IPC (13件):
F02D 29/02 311 ,  B60T 8/58 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/02 ,  F02D 41/32 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 376 ,  F02P 5/15
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-157439
  • 特開平3-246335
  • 特開平4-123936

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