特許
J-GLOBAL ID:200903024114061478

細隙灯顕微鏡のスリット調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003450
公開番号(公開出願番号):特開平5-184543
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 照明系の照明光軸中にスリットが挿入される細隙灯顕微鏡において、簡単で安価な構造によりスリットの幅と向きの調節を操作性良く行なえるスリット調節装置を提供する。【構成】 支持筒17に固着されたノブ20を回転させると、支持筒17が回転し、支持筒17が固着されたスリット支基11が回転し、スリット支基11に支持されたスリット刃12a、12bを含む全部材が回転してスリットが回転し、スリットの向きを調節できる。またノブ23の回転操作で摺動環18を昇降させることにより、カム溝17aと連結ピン19を介し摺動環18が回転し、カム構造を介し摺動環18とともにスリット開閉円板16が回転する。この回転にともなってカム構造を介しスリット刃12a、12bどうしが接近または離間する方向に移動し、スリット幅を調節できる。
請求項(抜粋):
スリットを形成する2枚のスリット刃を互いに接近、離間する両方向に可動に支持し、細隙灯顕微鏡の照明系のボディ内に回転可能に支承されたスリット支基と、該スリット支基上に回転可能に支承され、回転に伴いカム構造を介し前記スリット刃を前記接近、離間方向に移動するスリット開閉円板と、該円板上方に設けられ前記スリット支基に固着された支持筒と、該支持筒に固着された第1の操作用ノブと、該支持筒の外周上に回転可能、かつ該支持筒の軸方向に沿って摺動可能に嵌合された摺動環であって、外周にリング状ラックを形成した摺動環と、前記ラックに噛合するピニオンを回転させて前記摺動環を前記軸方向に沿って摺動させるための第2の操作用ノブから構成され、前記摺動環には連結ピンが植設され、前記支持筒とスリット開閉円板には前記連結ピンが摺動可能に嵌合するカム溝が形成されており、前記第1のノブの操作で前記支持筒を回転させることにより、前記スリット支基と該スリット支基に支持された全部材が回転してスリットが回転し、前記第2のノブの操作で前記摺動環を前記軸方向に沿って摺動させることにより、前記連結ピンとカム溝を介し摺動環が回転し、摺動環とともに前記スリット開閉円板が回転して前記スリット刃どうしが接近または離間することを特徴とする細隙灯顕微鏡のスリット調節装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-093506
  • 特開平1-272410

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