特許
J-GLOBAL ID:200903024117545034

ボール弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 昇 ,  原田 三十義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-009629
公開番号(公開出願番号):特開2004-218801
出願日: 2003年01月17日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】弁座部材の焼失時にガス漏れが発生するのを防止するようにしたボール弁において、弁体が傷付けられるのを防止することができるようにする。【解決手段】弁本体1の内部には、一列状に並んだ流入部12、弁収容部14及び流出部13からなるガス通路11を形成する。流出部13の弁収容部14側における端部には、第1副弁座部材7を摺動可能に設ける。第1副弁座部材7をコイルばね8によって弁体4側へ付勢する。第1副弁座部材7は、弁座部材3に突き当たらせることにより、弁体4に対して僅かに離しておく。流入部12の弁収容部14側における端部には、第2副弁座部材9を流入部12の軸線と直交する方向へ移動可能に設ける。第2副弁座部材9は、弁体4に対して僅かに離しておく。弁座部材2,3の焼失時には、コイルばね8の付勢力により、第1副弁座部材7を弁体4に環状に押圧接触させ、さらに弁体4を移動させて第2副弁座部材9に環状に押圧接触させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内部に一直線状に延びるガス通路が形成された弁本体と、上記ガス通路内にその長手方向に互いに対向して配置された環状をなす一対の弁座部材と、この一対の弁座部材により、上記ガス通路を閉じる閉位置と上記ガス通路を開く開位置との間を回動可能に支持された球状の弁体とを備え、上記弁本体及び上記弁体が耐熱材によって構成され、上記弁座部材が樹脂によって構成されたボール弁において、 上記弁体を上記一対の弁座部材による支持が解除された状態では三次元的に移動可能とし、 上記ガス通路の上記一対の弁座部材によって区分される上流側部分と下流側部分とのいずれか一方には、上記ガス通路の長手方向に沿って上記弁体に接近する方向へ移動可能とされ、上記弁体に環状に押圧接触することにより上記一方を上記弁体と協働して閉じる環状の第1副弁座部材と、この第1副弁座部材を付勢して上記弁体に押圧接触させる付勢手段と、所定の温度以下では上記第1副弁座部材が上記弁体側へ移動するのを阻止して上記第1副弁座部材を上記弁体から離しておき、所定の温度を越えると上記第1副弁座部材が上記弁体側へ移動するのを許容するストッパ部材とを設け、 上記ガス通路の上流側部分と下流側部分とのいずれか他方には、上記付勢手段により上記第1副弁座部材を介して押圧移動させられた上記弁体に環状に押圧接触することにより、上記他方を上記弁体と協働して閉じる環状の第2副弁座部材を、上記付勢手段の付勢方向へ移動不能に、かつ上記付勢手段の付勢方向と直交する方向へ移動可能に設け、 上記第1副弁座部材、上記付勢手段及び上記第2副弁座部材を耐熱材によって構成したことを特徴とするボール弁。
IPC (1件):
F16K5/06
FI (1件):
F16K5/06 C
Fターム (5件):
3H054AA03 ,  3H054BB02 ,  3H054BB30 ,  3H054CB16 ,  3H054GG01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ボールバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-211053   出願人:株式会社山武
  • 特開昭48-083425
審査官引用 (1件)
  • ボールバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-211053   出願人:株式会社山武

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