特許
J-GLOBAL ID:200903024118887214

流量変動予測プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松尾 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-297272
公開番号(公開出願番号):特開2009-123026
出願日: 2007年11月15日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】汎用性が高く、精度のよい河川の流量変動の予測プログラムを提供する。【解決手段】以下のステップを有する流量変動予測プログラムとする。(1)流域面積データと、過去数回の雨量データ及び流量データを入力させるステップ、(2)貯留関数の第1パラメータK及び第2パラメータP、飽和雨量Rsaにかかわらず降雨によって直ちに水の流出が生じる領域の流域面積に対する比率のパラメータf1、飽和雨量Rsaを越える降雨によって水の流出が生じる領域の面積である飽和雨量後流出面積(1-f1)Anv、降雨が河川に達するまでの時間である遅滞時間Tl、基底流量qを特定させるステップ、(3)特定した各パラメータK,P,f1、(1-f1)Anv、Tl、q、及び雨の降り始めから少なくとも3回以上の異なるタイミングでの雨量データと流量データから飽和雨量Rsaを特定させるステップ、(4)飽和雨量Rsaに基づいて、予想雨量に対して流量の予測値を出力させるステップ。【選択図】図1
請求項(抜粋):
降雨によって生じる河川の流量の変動の予測を電子計算機に行わせて流量変動予測装置として機能させる流量変動予測プログラムにおいて、 前記電子計算機に、流域面積データと、過去数回の雨量データと、この雨量データに対応した河川における流量データを入力させる第1ステップと、 前記電子計算機に、貯留関数の第1パラメータK及び第2パラメータP、飽和雨量Rsaにかかわらず降雨によって直ちに水の流出が生じる領域の流域面積に対する比率のパラメータf1、飽和雨量Rsaを越える降雨によって水の流出が生じる領域の面積である飽和雨量後流出面積(1-f1)Anv、降雨が河川に達するまでの時間である遅滞時間Tl、基底流量qを特定させる第2ステップと、 特定した上記の各パラメータK,P,f1、飽和雨量後流出面積(1-f1)Anv、遅滞時間Tl、及び雨の降り始めから少なくとも3回以上のそれぞれ異なるタイミングで測定した雨量データと流量データから、前記電子計算機に飽和雨量Rsaを特定させる第3ステップと、 この飽和雨量Rsaに基づいて、前記電子計算機に入力された予想雨量に対して前記流量の予測値を出力させる第4ステップと を有することを特徴とする流量変動予測プログラム。
IPC (1件):
G08B 31/00
FI (1件):
G08B31/00 Z
Fターム (4件):
5C087DD02 ,  5C087DD31 ,  5C087FF04 ,  5C087FF19
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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引用文献:
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