特許
J-GLOBAL ID:200903024119528897

液圧緩衝器のバルブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008038
公開番号(公開出願番号):特開平8-200424
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 低ピストンスピード域における減衰力を低下させることなく高ピストンスピード域における減衰力特性だけを低下させ、これにより、車両として、ハーシュネス等の高周波振動を低減させることができる液圧緩衝器のバルブ構造の提供。【構成】 段部11bを有する基端に撓み支点決定用ワッシャ12を有していてリザーバ室C側から下部室B方向へベースボディ10の軸心穴10aを貫通して軸方向摺動自在に挿通され軸部材11と、ベースボディ10のリザーバ室C側端面内周部に形成された挟持端面10jと撓み支点決定用ワッシャ12との間に内周縁部を挟持固定されていて内側連通孔10bをリザーバ室C側から開閉自在に閉塞する圧側ディスクバルブ13と、ベースボディ10の下部室B側に突出する軸部材11に圧入されていて軸部材11を所定の力で下部室B側へ摺動する方向に弾性的に押圧付勢するプッシュナット17と、を備える。
請求項(抜粋):
2室間を画成すると共に液圧緩衝器の行程時に2室間で発生する液圧差に基づいて流体が流通する流通孔および軸心穴が形成されたバルブボディと、該バルブボディの軸心穴に軸方向抜き差し自在に挿通され、差し込み側には前記バルブボディの軸心穴より大径の段部を有する軸部材と、該軸部材の段部と前記バルブボディとの間に撓み支点となる環状段部を介して内周縁部が挟持固定されていて常時は流通孔を閉塞するディスクバルブと、前記バルブボディと前記軸部材相互間に設けられていて軸部材を抜け方向に付勢した時に該軸部材を差し込み方向に弾性的に付勢する弾性支持部材と、を備えたことを特徴とする液圧緩衝器のバルブ構造。

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