特許
J-GLOBAL ID:200903024124894478

エバポガスパージシステムの異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-282818
公開番号(公開出願番号):特開2000-110674
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 エバポガスパージ系の異常を精度良く診断できるようにする。【解決手段】 エバポガスパージ系の異常診断を行う場合には、キャニスタの大気開閉弁を閉弁した後、パージ制御弁を開弁してエバポガスパージ系内に吸気管から負圧を導入し、圧力センサで検出した燃料タンク内の圧力(タンク内圧力)が所定の負圧(例えば-15mmHg)まで低下した時点で、パージ制御弁を閉弁してエバポガスパージ系を密閉する。この密閉期間中にタンク内圧力の変化方向を判定して最低圧力Pmin を検出し、この最低圧力Pmin から所定圧力ΔP0だけ上昇した時点から所定時間内の圧力変化量ΔPを測定して、この圧力変化量ΔPを判定値と比較することでエバポガスパージ系の異常診断を行う。ここで、所定圧力ΔP0は、悪路走行時や急ハンドル操作時等に発生する燃料タンク内の燃料の揺れによるタンク内圧力の上昇量よりも大きい値に設定されている。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通する通路に、前記燃料タンク内の燃料が蒸発して生じたエバポガスを吸着するキャニスタと、このキャニスタから前記吸気管へのエバポガスのパージを制御するパージ制御弁とを設けたエバポガスパージシステムにおいて、前記パージ制御弁を開弁して前記燃料タンクを含むエバポガスパージ系に前記吸気管から負圧を導入し、該パージ制御弁を閉弁して該エバポガスパージ系を密閉する負圧導入制御手段と、負圧導入後の前記エバポガスパージ系の密閉期間中に該エバポガスパージ系内の圧力を検出し、該圧力が最低圧力になってから所定圧力だけ上昇した時点から所定期間内の圧力変化量を測定して、その測定値に基づいて該エバポガスパージ系の異常診断を行う異常診断手段とを備えていることを特徴とするエバポガスパージシステムの異常診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  G01M 15/00
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H ,  G01M 15/00 Z
Fターム (5件):
2G087AA15 ,  2G087BB25 ,  2G087BB26 ,  2G087CC11 ,  2G087EE21
引用特許:
審査官引用 (1件)

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