特許
J-GLOBAL ID:200903024130411446

熱可塑性部材の高周波接着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561033
公開番号(公開出願番号):特表2002-521229
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】高周波エネルギを用いて所定の周辺形状を有する熱可塑性パッド(38)をカーペット(6)の第1の表面に接着する接着装置は、金型電極板(24)と補助電極板(18)を含んでいる。金型電極板及び補助電極板両者は、パッドの周辺形状に対応する浮き上がり部をその上に有する。さらに、金型電極板及び補助電極板は、それに対応して大きさを持って作られ、配置される浮き上がり部をその上に有していてもよい。金型電極板の周辺縁部近傍及び金型電極板の浮き上がり部の縁部に沿う電場強度の集中が、最小化される。その結果、カーペットへのパッドの接着は、熱暴走なしで行われる。パッドは、カーペットパイルの局所的に集中した燃焼又はパッドの貫通の発生なしにカーペットに接着される。
請求項(抜粋):
所定の周辺形状を有する第1の熱可塑性部材を第2の熱可塑性部材に接着し、それによって、その間に平坦領域(F)を持つ多数の浮き出し領域(R)の周囲に周辺境界領域(B)を有するエンボス加工された模様を形成する、高周波エネルギを用いる接着装置において、 該熱可塑性部材は、高周波エネルギを吸収する材料から製造され、少なくとも一方の部材の材料は熱暴走に感応し易い材料であり、 該接着装置は、第1の金型電極板(14)及び第2の補助電極板(22)を含み、 該金型電極板(14)は、平らな取付部分(16)と金型部材(18)を備え、 該金型部材(18)は、縁部と、作動面(18F)を各々有する浮き上がり部とを持つ周辺形状を有し、 該金型部材(18)は、高さ寸法(18H)を有し、浮き上がり部の作動面(18F)は、第1の深さ寸法(18E)を有し、 該金型部材(18)の周辺形状は、第1の熱可塑性部材の周辺形状に対応し、一方、浮き上がり部は、エンボス加工された模様の周辺境界領域(B)および平坦領域(F)に対応し、 該補助電極板(22)は、平坦面(22S)を有し、 その改良構造が、補助電極板(22)に取り付けられた共役接着部材(24)、該共役接着部材(24)を囲むマージン(22M)を定めている補助電極板(22)の表面(22S)部分、所定の幅寸法(22W)を有するマージン(22M)を備え、 該共役接着部材(24)は、金型部材(18)の周辺形状に対応する周辺形状を有し、 該共役接着部材(24)は、金型部材(18)の各浮き上がり部(18F)の大きさと位置に対応する大きさに作られ配置されている浮き上がり部(24F)を有し、 該共役接着部材(24)は、高さ寸法(24H)を有し、 該共役接着部材(24)の浮き上がり部(24F)は、第2の深さ寸法(24E)を有し、 金型部材(18)の高さ寸法(18H)と共役接着部材(24)の高さ寸法(24H)の和が、少なくとも3センチメートルであり、そして 第1の深さ寸法(18E)に対する第2の深さ寸法(24E)の比が、少なくとも1対5であり、 それによって、金型部材(18)縁部近傍の電場の集中が最小化され、金型電極板と共役接着部材の各浮き上がり部の対向する縁部近傍の電場の集中が最小化され、 その結果、熱可塑性部材いずれもの過熱の発生なしに、第1の熱可塑性部材が、周辺境界領域(B)と平坦領域(F)において第2の熱可塑性部材に完全に接着される、 ことを特徴とする高周波エネルギを用いる接着装置。
IPC (4件):
B29C 65/04 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (4件):
B29C 65/04 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
Fターム (16件):
4F211AD05 ,  4F211AD08 ,  4F211AD16 ,  4F211AG02 ,  4F211AG03 ,  4F211AG26 ,  4F211AH26 ,  4F211AK03 ,  4F211TA01 ,  4F211TC03 ,  4F211TD11 ,  4F211TJ22 ,  4F211TN13 ,  4F211TN14 ,  4F211TQ06 ,  4F211TQ13

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