特許
J-GLOBAL ID:200903024134833035

回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-154765
公開番号(公開出願番号):特開平10-196642
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 スラストプレートと駆動軸との回転バランスのずれを防止しつつ、スラストプレートの組立容易性の向上と組立精度の向上とを図る。【解決手段】 ターボ圧縮機に配設された動圧スラスト気体軸受(5)のスラストプレート(14)を、外周側に配設された第2環状部材(141)と、この第2環状部材の内周面(141a)に圧入により内嵌された第1環状部材(142)とにより構成する。第1環状部材の中心孔(142a)に、ターボ圧縮機のインペラを駆動する駆動軸(21)を圧入により内嵌する。中心孔と駆動軸との間の圧入しろ(d1 )を従来よりも小さめに設定する。第2環状部材をチタン合金製とし、かつ、第1環状部材をそのヤング率がチタン合金よりも大きくなるよう鋼製としてもよい。第1環状部材と第2環状部材との間の圧入しろを大きめに設定してもよい。
請求項(抜粋):
円柱状のシャフト(21)と、このシャフト(21)の中心軸(X)に直交する方向に拡がるように配置されたつば状体(14,14 ́)とを備え、上記つば状体(14,14 ́)は、このつば状体(14,14 ́)の中心孔(142a)の内周面と上記シャフト(21)の外周面とが圧接された状態でこのシャフト(21)に対し一体に結合され、そのシャフト(21)が中心軸(X)回りに回転駆動されることにより上記つば状体(14,14 ́)がシャフト(21)と一体に回転されるように構成された回転装置において、上記つば状体(14,14 ́)は、中心孔(142a)よりも外周側の径方向位置で分割された少なくとも2つの環状部材(141,142,143,144)により構成され、最内周側の第1環状部材(142)の外周面と、この第1環状部材(142)の外周側に位置する第2環状部材(141,144)の内周面(141a,144a)とは、非接着状態で互いに結合されていることを特徴とする回転装置。
IPC (2件):
F16C 17/02 ,  F16C 15/00
FI (2件):
F16C 17/02 A ,  F16C 15/00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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